インターパークは6月17日、「テレワーク実施状況と今後のテレワーク実施意向に関する実態調査」の結果を発表した。調査は5月6日~9日、現在営業職に就いている社会人(正社員・パート・アルバイト・派遣社員)500名を対象にインターネットで行われた。

  • テレワークを実施できない理由

    テレワークを実施できない理由

テレワークの実施状況を確認したところ、56.8%が「行っていない」と回答。テレワークを実施できない理由を聞くと、「お客様との商談」(29.2%)や「社内の打ち合わせ」(14.6%)が多く、次いで、「紙書類対応」(11.0%)や「郵便物業務」(8.9%)といった社内でないとできない業務が続いた。

  • 今後のテレワーク実施意向

    今後のテレワーク実施意向

今後のテレワーク実施意向を聞いたところ、「今後もテレワークを実施したい("出社と組み合わせて実施したい"を含む)」が65.8%となり、理由を聞くと、「通勤時間が節約できる分、自身の仕事に集中することができるため、効率的な活動ができる」「取引先もテレワークを導入しており、出社しなくとも何ら不都合がないことが分かった」「プライベートと両立しながら仕事を進めることができ、日常生活にゆとりが生まれた」といった意見が。

一方、「今後テレワークは行わず出社したい」と回答した人は34.2%。「社内、社外ともに対面での会話がないと、なかなか仕事が進まない」「テレワークだと怠惰になり、しっかりと仕事に取り組むことができない」「自宅・会社ともに環境整備がまだ追いついておらず、テレワーク実施が難しい」といった声が寄せられた。

また、この割合を年代別にみると、71.4%を40代以上が占める結果に。昨年から0.3%しか減少しておらず、まだまだ40代以上の世代にその意向が強いことが読み取れた。