歌手で俳優の錦戸亮が16日、東京・中野サンプラザで全国ホールツアー「RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2021“Note”」ファイナル公演を行った。

錦戸亮

独立後は、ほぼ休むことなくコンスタントに制作、ライブと邁進してきた錦戸。今年に入ってからも1月に2ndアルバム『Note』をリリース、3月には「錦戸亮”Note”リリース記念スペシャルイベント」、ファンクラブ限定ライブハウスツアー「LIVE2021”Note”」を敢行。さらに4月15日からは全国ホールツアーをスタートさせ、この日ファイナルを迎えた。

錦戸は「今日は僕、浮足立っていて、ソワソワしているんです」と心境を告白。「追加公演も含めて、今日が事実上最後なので、できる限りのことをやっていきたいと思います。声が出せない状況ですので、もしよければ、同意するときは拍手で答えていただいてよろしいでしょうか!?」と呼びかけ、「追加ができてよかったなぁと、ここにいる全員が思えるような空間をみなさんで作れることを期待しております。よろしくお願いします」と語った。

セットリストは、1stAL『NOMAD』と2ndAL『Note』の楽曲と、未収録の新曲と合わせた全20曲。このツアーのために練習を重ねてきたというサックス演奏も披露した。観客も曲によって巧みに手拍子とサイリウムで反応し、一体感に包まれた。

錦戸は「みなさんに来て頂ける環境にいることが幸せだと思いますし、もっともっと、みなさんを鼓舞できるよう、これからも頑張っていきたいです。ホンマにありがとう」と感謝。アンコールまですべて終えた瞬間、2021年冬のアリーナ公演の情報が映し出され、一層大きな拍手が沸き起こった。

撮影:田中聖太郎