映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)公開記念舞台挨拶が5日に都内で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、高橋洋人監督(※高ははしごだか)が登場した。
同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。
念願の有観客イベントだったためか、浮所は「有馬隼人役を演じさせていた……」と止まってしまい、「ごめんなさい〜! ちょっとばかし緊張してます」と苦笑。「できるかできないかわからない状況が続いていたので、皆さんの前に元気な姿を見せらたことが本当にすごくすごく嬉しいです。ほっとしています」と語りかけ、涙を浮かべるファンの姿に「僕もここに来た時、やばかったです。めっちゃ我慢してました。今までは誰も居ない中でイベントをやっていたので、危なかったです」と共感していた。
最近胸キュンしたことを聞かれると、浮所は「今日朝、ミッキー(板垣)にメールをしたんです。『今日、よろしくね』と連絡したら、すごく意味のわからない改行の仕方で『たの しんで こう』と打ってくれたんでけど、心強くしてくれたという意味では、朝からキュンキュンさせられました」と明かす。板垣は「(改行の意味は)特にないです。まっすぐ『楽しんでいこうぜ』と言うのがなんか恥ずかしくて、改行して言わせてもらいました」と照れ笑いを浮かべた。
また、主演の浮所のキュンキュンエピソードを披露するコーナーでは、白石が「学校の撮影で現場に台本や自前の靴を置いてきてしまったことがあって、それを届けてくれました」と明かし、浮所は「次の現場が一緒だったから、そこまで持っていってあげましたね」と振り返る。板垣が「イケメンですね」と言うと、浮所は「知ってます!」とドヤ顔し、あとから慌てて「嘘です!!」と訂正する。
さらに「『一緒にお昼ごはん食べよう』と言ってくれた。なかなか言えなくないですか? 何日かしか会っていない人に対して。男として惚れちゃうと思いました」(板垣)、「お姫様抱っこのシーンの時に、持った状態のまま数分キープしなきゃいけなくて、腕とかしんどいはずなのにずっと『大丈夫? 体勢辛くない?』と言ってくださって、リアル王子様、リアル有馬くんだなと思いました」と絶賛。高橋監督も「初対面の第一声で心をわしづかみにされてました。挨拶が良くて、そういうところが全てに現れてるんじゃないかなと思います」と語り、浮所は「恥ずかしいですね、このコーナー! とてもとても嬉しいです」と喜んでいた。
イベントでは、ファンや登壇していないキャストからのメッセージが書かれたパネルや、サプライズで監督からの花束プレゼントも。浮所は「『胸きみ』カラーが水色なので水色の衣装を用意していただいて、かつこの花も可愛い青と水色ですごくすごく綺麗ですし、すごくいい香りがしています。ありがとうございます」と感謝していた。