女優の戸田恵梨香と永野芽郁がこのほど、日本テレビ系ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(7月7日スタート、毎週水曜22:00~)のクランクインを迎えた。
初日最初の撮影は、原作では「サンドバッグ」とタイトルが付けられた、道路で交通違反を取り締まるシーン。警察官が交通違反の切符を切って違反者に逆に怒鳴られる、交番に勤める女子の不条理を描く場面だ。永野演じる後輩・川合麻依は「頑張れば頑張るほど人に嫌われる仕事」と嘆き、戸田演じる先輩・藤聖子は、川合には聞こえない声で毒を吐きつつも、「警察官の主な仕事はサンドバッグ」と教える『ハコヅメ』の象徴的なシーンとなっている。
撮影直前、警察官のブルーの制服と装具を身につけて現場入りした、戸田と永野。一歩一歩、何かを考えるように静かにゆっくりと歩く戸田に対して、永野は対照的に真っすぐ前を見据えて颯爽と歩いて撮影場所へ。大きな声で「おはようございます」とスタッフとあいさつを交わした。
助監督からの「本日からクランクインです。撮影初日よろしくお願いします」「藤聖子役、戸田恵梨香さんです」「川合麻依役、永野芽郁さんです」の声に、「よろしくお願いします!」と2人が挨拶、お辞儀をすると、スタッフから大きな拍手が起こった。
リハーサルを前に、入念に装具の感触を確かめて気持ちを高める戸田と、帽子の位置を微調整したり静かに空を見つめる永野。降り注ぐ太陽の下、和気あいあいとしたムードで、順調にリハーサル、本番と進んでいく。そして、監督から「オッケー」の声が。
3時間に及ぶ撮影を終えた二人は疲れも見せず、戸田は「とても愛にあふれた撮影現場です(笑)」、永野は「3カ月、一生懸命頑張りますので、応援してください」と、笑顔でコメントした。