人気グループ・SixTONESがMCを務めるNHK Eテレ『バリューの真実』の第2弾が、6月1日・8日(各日19:25~19:55)に放送される。先日、収録を終えた6人に、収録の感想やそれぞれの価値観などについて話を聞いた。

  • SixTONESの田中樹、高地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎(左から)

昨年12月の初回に続き、第2弾の放送となる同番組は、SixTONESが体当たりで“価値観(バリュー)のズレ”を検証するという内容。自分の価値観が他の人とどう違うのか、世代間や他の人との共通点やギャップの背景を深掘りする。

高地優吾(高ははしごだか)は「第2弾ができるというのが素直にうれしいです」と喜び、ジェシーも「第2弾うれしいです。大人の方も学べると思いますので、どんどん盛り上げていけたら」とコメント。田中樹は「見ている方が知りたいと思うことが第1弾でしっかり伝えられて、第2弾につながったのではないか」と話し、第2弾の内容についても「純粋に僕たちも楽しんでやりましたし、収録しながらも『こんなことがあるんだ』と知ることができたので、役立つ番組になっていると思います」と手ごたえを口にした。

自分たちも多くの学びがあったようで、京本大我は「前回もそうでしたが、10代の方々のいろんな意見を聞いて、驚くこともあれば共感することもあり、僕たちも一緒に成長できるような番組だなと感じています。今回も20代半ばの僕たちでも初めて知ったことや、ためになったこと、10代の価値観など、いろんなものに触れて楽しくできました」と振り返り、「素敵な番組になっていると思うので楽しんでほしいです」とアピール。

森本慎太郎も「人間誰しも気になるような問題を再認識できたことは、今後の人生にプラスになるなと思いました。『なるほど』と思うことが多い収録で、勉強になりました」と述べ、松村北斗は「ゲストのギャル曽根さんに『仲いいね』と言っていただけて、温かさや優しさや楽しさがありつつ、ためになる情報を伝えられる、いい番組だなと思うので、またつながっていけばいいなと思っています」とグループの仲の良さも番組の魅力につながっていると話した。

松村はまた、「グループ活動において大切にしていること」という質問に対しても、「仲の良さは大事なのかなとすごく思いました」と回答。田中も「意識しているわけではないですけど、6人の仕事場が楽しみ。6人でこういう番組に出ることはあまりないので『バリューの真実』の放送が決まった時から楽しみで、仕事が楽しみになるってすごくいいなと。やりたいことと、やらなければならないことがマッチしています」とうれしそうに語った。

すると森本が「収録前、6人で円になってしゃべっていたら、『円でしゃべっている』と言われて。仲の良さが表れているのかなと思います」とエピソードを紹介し、松村が「無意識に円でしゃべっている」と言うと、森本は「その後、収録でいっぱいしゃべるのに」と笑った。

それぞれの価値観を尊重し合っているという6人。田中は「僕たちはしっかり先輩にあいさつしますが、今の下の子たちは、意外となあなあだったりして、そこはギャップを感じる。慎太郎は優しくですけど、『あいさつしたほうがいい』としっかり指摘できる人で、そういう部分は同意できるし、いい点だなと思います」と、森本に共感したエピソードを明かした。

一方、松村は共感できないポイントとして、「あれくらいかな……樹が夜中にパッと起きて、スルメイカを食べてまた寝る。それは理解できない」と田中のおもしろエピソードを紹介し、田中は「俺も記憶がないんです」と苦笑い。

さらに森本が「樹が楽屋で寝ていて、起きたら『甘いもの食べたい』と言い始めて、そうしたら北斗が『寝起きに食べたらダメだよ。そのあと寝るでしょ』と怒り始めて。この2人の関係性っていいなと思いました」とエピソードを紹介し、松村は「樹が『もう俺起きる』って言うから、『じゃあ食べていいよ』って」とほっこりする結末を明かした。