お笑いコンビのサンドウィッチマンとタレントの井森美幸が、仙台放送・フジテレビ系バラエティ特番『終着駅からはじめちゃう?! ~満腹&ハプニング!サンドが行くローカル線~』(6月6日16:00~17:20)で、岩手・久慈市を旅する。

  • (左から)井森美幸、富澤たけし、伊達みきお=仙台放送提供

終着駅ならではの“超地域限定”の魅力を徹底調査する同番組。今回、東北を愛するサンドウィッチマンの2人が向かったのは、岩手県の北東部に位置し、海の幸と山の幸に恵まれた人口3万人ほどの街・久慈市だ。東日本大震災から丸10年が経ち、2019年の台風19号の被害にも屈しなかった“奇跡のローカル線”とも言うべき三陸鉄道の終着駅・久慈が今回の舞台となる。

久慈駅に着いて早々、「北限の海女(あま)」で知られる特産のウニの煮汁で炊かれた黄金色のご飯と、蒸しウニで埋め尽くされた30年以上続く人気駅弁「ウニ弁当」が2人をお出迎え。そこから徒歩10分弱で「道の駅くじ」に着くと、自身も“終着駅出身”だという群馬県・下仁田町出身の井森美幸が合流する。

そこから、「三船十段記念館」で“空気投げ”を、平庭高原では闘牛を間近で見学するなど、久慈を満喫。ロケを終えた3人のコメントは、以下の通り。

伊達みきお:いやぁ楽しかったですね、井森さんとこうやってスタジオ以外でロケするのって初めてでしたし。しかもロケがお好きだっていうことで、井森さんから「ロケすると仲良くなるじゃない!」って言われたのがすごく嬉しかったですね。

富澤たけし:ホントですね。

伊達:ぜひぜひ井森さんには東北をもっと知っていただきたいなと思います。井森さんのご出身の下仁田も終着駅だっていうことで、本当は、この番組『終着駅からはじめちゃう?!』でもロケハンは行ってるんですよ。下仁田でロケしようか、それとも久慈でしようかみたいな。

井森美幸:あっもう本当に二択で!?

伊達:ええ、で、二択で下仁田には行かないってなって。

(現場一同笑)

井森:ねえちょっとおかしい!だからさ(トークの)終着が、着地地点がおかしいんですよ!

伊達:でも、どうしても久慈に行こうと。井森さんを久慈に連れて来ようってなったんですよね。地元のことはもう全部知ってるでしょうし、自分の感動が無いから。

井森:確かに久慈は私初めてだったから。地元に行ってもほら、知り尽くしちゃってるから。知らない所に連れて行ってもらうのはやっぱり喜びがある。

伊達:だから、次回、下仁田行きましょうよ。

富澤:いいですね。

井森:じゃあもう私の出番は無いってこと!?

伊達:いやいやいや(笑)井森さんにぜひ下仁田を紹介して頂いて。まああんまりそのね、どれくらいの尺作れるか分かりませんけども。見所もねぎしかないって聞いてますけども。

井森:見どころいっぱいあるから!こんにゃくもあるしさ、お切り込みうどんもあったり、それこそカツ丼もあるから!

富澤:カツ丼もある!

伊達:ソースカツ丼だもんね、玉子の。

井森:違う違う違う!あのね、うちのあたりはね、新潟県の流れがあってタレカツなの。タレにくぐらせて乗せてっていう。ソースカツ丼だと桐生とか高崎なんてのもあるけど。

富澤:でも大事になってくるのはパン屋さんがいっぱいあるかどうかです。

井森:下仁田はパン屋さんもあるよ、大丈夫!

伊達:次回に向けてぜひそこら辺もリサーチしたいと思いますんで。

仙台放送の西村和史プロデューサーは「新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないこともあり、ことしは特に細心の注意を払いつつ、何とかロケをすることができました。ロケ先の皆様のご理解とご協力に、感謝してもしきれません。サンドウィッチマン・井森美幸さんの表情は見づらいかもしれませんが、マスク越しでもわかるほどのリアクションが取れる御三方ですので、安心してご覧いただければと思います。そしてご覧になられる皆様…いつの日かで構いません。震災から立ち直りつつある久慈・三陸鉄道・岩手・東北へと足を運んでいただければと思います」と話している。