リスクモンスターは5月14日、第9回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果を発表した。調査は3月23日~25日、未成年の子をもつ20〜69歳の男女400名(女子・男子各200名)および、未成年の孫をもつ20〜69歳の男女400名(女子・男子各200名)を対象にインターネットで行われた。

  • 「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」ランキング、TOP20

    「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」ランキング、TOP20

「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」ランキング、TOP3は前回調査と変わらず、1位「国家公務員」(14.6%)、2位「地方公務員」(13.8%)、3位「トヨタ自動車」(8.9%)という結果に。引き続き、公務員人気の根強さがみられ、また、「トヨタ自動車」は、第1回調査から民間企業における1位を維持しており、民間企業の中では不動の地位を築いている。

以下、4位「グーグル(Google)」(5.5%)、5位「パナソニック」(4.6%)、6位「ソニー」(4.4%)、7位「アップル(Apple)」(4.1%)、8位「任天堂」(3.9%)、9位「サントリー」(3.3%)、10位「楽天」(3.1%)となった。

ベスト20の業種を見てみると、製造業が10社(トヨタ自動車、パナソニック、ソニー、Apple、任天堂、サントリー、花王、明治、日立製作所、富士フイルム)と最も多く、次いでインターネット付随サービス業(Google、楽天)、総合商社(伊藤忠商事、三菱商事)が各2社ずつランクイン。

一方で、第1回調査以来、ベスト20にランクインし続けていた、「全日本空輸(ANA)」(前回6位→21位)、「日本航空(JAL)」(前回12位→74位)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(前回9位→39位)の3社は、今回初めてベスト20圏外となった。

なお、トップ100については下表のとおり。

  • 「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」ランキング、TOP100

    「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」ランキング、TOP100

お子さんとお孫さん別に集計すると、お子さんに勤めてほしい企業のTOP5は、1位「地方公務員」(11.3%)、2位「国家公務員」(10.3%)、3位「トヨタ自動車」(8.5%)、4位「ソニー」、「パナソニック」(5.8%)という結果に。

お孫さんに勤めてほしい企業ランキングでは、1位「国家公務員」(回答率20.5%)、2位「地方公務員」(17.3%)、3位「トヨタ自動車」(9.8%)、4位「グーグル(Google)」(5.8%)、5位「アップル(Apple)」(4.5%)となった。

  • お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業において重視するイメージ

    お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業において重視するイメージ

お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業において重視するイメージを聞いたところ、「給与額」(44.8%)が最多に。次いで「社員を大切にする」(41.8%)、「福利厚生」(41.0%)、「将来性」(40.3%)と続き、上位4項目においては、前回調査時と様に4割を超える高い回答率を示し、重視するイメージに大きな変化はなかった。