そして食事の〆には「かけうどん」と「なめらか豆乳アイス バニラ」をいただいた。
十二皿目 かけうどん+えび天
「かけうどん」(143円)は平日のみ販売される限定商品。そして「えび天」(110円)はえびの天ぷら2本で売られるの単品メニューだ。
実はこちら"裏ワザテクニック"を使用した一品となっており、平日にくら寿司をコスパよく楽しむ方法として教えてくれたのだった。
……というのも、くら寿司には「かけうどん」に「えび天」がトッピングされた「えび天うどん」(308円)という商品がある。だが、平日だけはそちらを注文せずに「かけうどん」と「えび天」を個別に注文すると、同様の品を55円も安く食べることができるのだ。
濃い味に仕上げられただし汁が、たっぷりとのせられた天かすを混ざりあいコク深い味わいになる。そしてのうどん麺もしっかりコシと弾力があり、最後まで飽きずに楽しめた。
「〆はうどん派」の方は、ぜひ平日に訪れることをおすすめしたい。
十三皿目 なめらか豆乳アイス バニラ+粉末緑茶
デザートで食べた「なめらか豆乳アイス バニラ」(198円)も、くら寿司さん直伝のアレンジレシピで実食。各テーブルに常備されている「粉末緑茶」を、「なめらか豆乳アイス バニラ」の上にふりかけてからいただく。
豆乳アイスは甘さ控えめに仕上げられており、柔らかなアイスクリームの味わいが抹茶の深い風味とよくマッチする。いっそこちらもメニューとして販売するべきだと思ってしまった。
この味変法は、くら寿司のスイーツメニュー「京わらびもち」や「チョコレートアイス」、かき氷メニューの「夢のふわ雪 豊潤いちご」などとも確実に合うので、プライベートでも試そうと思う。
コーヒー/カフェラテ
ひと通り食べた後には、アイスコーヒーもいただいた。
「プレミアアイス珈琲」(198円)は持ち帰りカップで提供されるドリンクメニュー。苦すぎないさっぱりとした飲み口で、飲みやすい一杯だった。
最後に
気づけばコースも食べ終わり、サイドメニュー・ドリンクを含む全15品を食べきっていた。
サイドメニューを断固食べない私だったが、「あれ、これまた食べたいな」なんて思える結果に。筆者はそもそも「サイドはなくていいやろ派」だったので、そう思えたこと自体が衝撃的だ。
特にお寿司の味変にサイドメニューを活用するのには、かなり衝撃を受けた。サイドメニューはお寿司に対立してくる独立友軍、胃袋のスペースを戦う立場にある敵だと考えていたので、全く新しい価値観が生まれた気分さえ感じたのだった。
そして気になる総額はなんと2,387円。満腹具合と充実感から確実に3,000円は越えていると思っていたので、これはかなりの驚きだ。サイドメニューは、価格以上の満足感を与えてくれたようだ。
さまざまな味わいから回転寿司を楽しめるので、これからも気分転換にサイドメニューを食べるのもありだなと。特に「うなぎのだし茶漬け」と「粉末緑茶は」シリーズは特にプライベートでも試そうと思う。"サイドメニューでフルコース"企画は、思いのほか有意義な時間になったのであった。くら寿司さんありがとう、マジで。
ぜひみなさんもこちらのフルコースを参考に、自分好みの"絶品フルコース"を創作してみてはいかがだろうか。