西武鉄道は16日、新宿線での定期運行を4月29日に終了する「レッドアロークラシック」について、臨時特急列車として池袋線・西武秩父線・狭山線・新宿線で運行する企画を5月1日から順次実施すると発表した。
西武鉄道では、「レッドアロークラシック」の引退にともない、2021年3月から「レッドアロークラシック ラストランキャンペーン」を実施している。今回の企画は、定期運行終了を惜しむ多くのファンや利用者から、長年運行していた池袋線・西武秩父線での雄姿をまた見たいという多数の声を受け、実施が決定した。
5月1・2日には、西所沢駅から西武球場前駅まで臨時特急列車として運行(各日とも往路のみ3運行)し、西武球場前駅に到着した後、臨時特急列車の特急券を持つ人限定で、駅構内で「レッドアロークラシック」を撮影できる専用スペースを設置する(各回約2時間の入替制)。5月15・16日には池袋~西武秩父間を各日1往復運行し、5月29日には西武新宿~本川越間で1往復運行される。
臨時特急列車は全席指定で、乗車券の他に特急券(大人300~710円・小児150~360円)が必要。5月1・2・15・16日の特急券は4月20日10時から、5月29日の特急券は4月29日7時から、西武線特急券発売駅・チケットレスサービス「Smooz」、インターネット予約サービス、JTB各店舗(一部店舗を除く)にて予約・販売を開始する。