TOKIOの国分太一がMCを務めるMBSのスタートアップ企業応援番組『TOKIOテラス』が月1回のレギュラー化。4月18日にスタートする(初回放送25:20~26:20)。国分がこのほどリモート記者会見に出席した。
今年3月14日に特別番組として放送し、このたび月1回のレギュラー放送が決定した同番組は、新しいビジネスで急成長するスタートアップ企業のトップをスタジオに迎え、企業の取り組みを紹介しながら国分と本音トーを繰り広げるというもの。国分は、株式会社TOKIOの副社長として出演する。
国分は「新しい仕事を世の中に提供している人たちの話は、希望にあふれていますし、勢いもありますし、わくわく感もあり、そんな角度から世の中を見ているんだというような、すべてが驚きばかり。収録を終えるたびに興奮して、興奮したまま新幹線に乗り、東京までの間、自分のパソコンでいろいろとアイデアを巡らせて、株式会社TOKIOで何か新しいことをやってやろうという、自分にとっては早くも大切なお仕事になっています」とやりがいを実感。「1カ月に1回のレギュラーですが、なんとか帯にならないかなと。よろしくお願いします」と話して笑いを誘った。
レギュラー放送第1回は、光を当てると付着したウイルスや匂いの元を水と二酸化炭素に変える「光触媒」を使った除菌脱臭機を開発し、世界で注目されているカルテックの染井潤一社長がゲスト出演。後半では、「スマート体験農園」という農業体験を現地とリモートの両方で楽しむことができるサービスを行っているRootの岸圭介社長をスタジオに迎える。
国分は「1人は57歳で起業している方。定年を迎えてからやってもいいという考えもあるなかで、57歳というのもチャンスはあるんだという発想でエネルギッシュに動いていて、とても勇気をいただきました。うちの社長(城島茂)も50歳で初の起業ということで、かなり震えていたんですけど、57歳で起業した人がいるんだよと言って落ち着かせようと思います」とコメント。
「もう1人の方は農家とAI、アプリをつなげて、農家さんの収入や心のゆとりを作ろうと動いている方。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ)の僕たちの企画に感動して今の仕事をしている伺い、自分たちが楽しんでいたことが人を動かすことができていると聞いてとてもうれしいですし、幸せなことを僕はしているんだなと改めて思いました」とうれしそうに話した。
起業で大変だったことを聞かれると、「会社を立ち上げることは大変だとわかりながら進んでいましたが、その10倍くらい大変でした。ですが、今までに味わったことのない大変さだったので楽しくもあり、 自分たちの中で計算できていないところで皆さんが話題を作ってくれたりという現象も起きていたので、会社を立ち上げて良かったなと思っています」と答え、「でも、会社を立ち上げたことがゴールではなく、ここから会社としてどうやっていろいろな企業さんとタッグを組んで『この人たち本気で会社を作ったんだな』で思わせることが大切になってくると思います」と語った。
さらに、「1日にホームページを立ち上げたり会社としての動画を発表したり、エンタメという形では皆さん話題にしてもらって本当に感謝しかないんですけど、そんな僕らを楽しんでくれている人たちもたくさんいるということを再確認できて非常に良かったなと思っています」と手ごたえ。「ただ、会社を運営していくという部分ではまだまだ始まったばかりの会社ですし、経済新聞さん(への広告)と自分たちの動画を作った時点でかなりお金をかけてしまっていて、お金がありませ~ん」とお茶目に明かしていた。
なお、同番組は、放送後にTVerやMBS動画イズム、GYAO!で無料配信する。
写真提供:MBS