JR北海道は14日、当別町とロイズコンフェクトによる請願駅として、札沼線あいの里公園~石狩太美間に設置する新駅に関して、当別町と工事協定を締結したことから工事に着工すると発表した。あわせて新駅の名称が「ロイズタウン」に決定し、石狩太美駅、石狩当別駅の駅名称をそれぞれ「太美」「当別」に変更することも発表した。

  • ロイズタウン駅イメージ(提供 : JR北海道)

新たに設置されるロイズタウン駅は1面1線の無人駅となる予定。乗降場の他に待合・スロープといった設備が設けられる。駅ナンバリングは「G11-1」。開業予定は2022年春とされている。

石狩太美駅と石狩当別駅は、当別町からの要望を受け、ロイズタウン駅の開業に合わせて駅名称の変更を実施。石狩太美駅は太美駅、石狩当別駅は当別駅に駅名称が変更される。駅ナンバリングの変更はなく、太美駅は「G12」、当別駅は「G13」となる。

  • ロイズタウン駅の駅名標イメージ(提供 : JR北海道)

  • 駅名称変更後の太美駅、当別駅の駅名標イメージ(提供 : JR北海道)

なお、石狩太美駅では、駅舎にスロープなど整備するほか、1番線ホーム側にも待合・スロープを設置し、ホームまでの経路の段差を解消する。ロイズタウン駅の開業前に完成予定としている。