JR東日本は6日、ホームドアの整備に関して、「2021年度は、線区単位で21駅42番線に整備を進めていきます」と発表した。「スマートホームドア」を引き続き積極的に導入することにより、ホームドア整備の早期展開をめざすとしている。
JR東日本では、2020年度末までに山手線や京浜東北・根岸線を中心に、線区単位で72駅142番線においてホームドアの整備を完了。2032年度末頃までに、東京圏在来線の主要路線全駅(243駅。線区単位では330駅)へのホームドア導入を目標として整備を進めている。
2021年度にホームドアの整備を予定している駅は、京浜東北線の田端駅、根岸線の山手駅、横浜線の長津田駅、橋本駅、新横浜駅、大口駅、菊名駅、中央・総武線各駅停車の錦糸町駅、浅草橋駅、西船橋駅、大久保駅、下総中山駅、水道橋駅、常磐緩行線の馬橋駅、北松戸駅、南柏駅、柏駅、北柏駅、北小金駅、新松戸駅、南武線の武蔵小杉駅。錦糸町駅は4月3日から使用開始し、長津田駅は4月、浅草橋駅は5月に使用開始する予定。他の駅は準備でき次第、順次、使用開始していく。
なお、長津田駅、橋本駅、大口駅、菊名駅、大久保駅、下総中山駅、馬橋駅、北松戸駅、南柏駅、北柏駅、北小金駅では、「スマートホームドア」を設置予定となっている。