GVは3月25日、「キャッシュレス決済のキャンペーンに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年12月15日〜20日、全国20代〜60代のキャッシュレス決済利用者300名(うち男性33%)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「キャンペーンやクーポンをきっかけにキャッシュレス決済を選ぶ」という人は67.3%。キャンペーンやクーポンをきっかけに利用し始めたサービスを聞いたところ、「PayPay」(113人)が断トツの1位に。「PayPay」のサービス開始時に開催された「100億円あげちゃうキャンペーン」の20%還元や全額チャージバックが、「PayPay」を利用するきっかけになったという声が多く上がった。以下、2位「クレジットカード」(74人)、3位「楽天ペイ」(39人)となった。
キャンペーンの参加頻度については、「月1〜2回」(33.0%)や「数ヶ月に1回」(23.7%)が多く、クーポンの利用頻度も、「月1〜2回」(37.0%)と「数カ月に1回」(27.7%)が上位に。キャンペーンやクーポンの利用店については、1位「コンビニ」(165人)、2位「ドラッグストア」(161人)、3位「スーパー」(121人)と続き、日常的な買い物の際に利用されていることがわかった。
また、キャンペーンやクーポンの情報をどのように収集しているか聞いたところ、「利用している決済のアプリ内」(149人)や「メール配信」(133人)が多かった。
続いて、キャンペーン・クーポンに関する満足度を項目別に調査した。その結果、「発行頻度」に対する満足度は、「どちらでもない」(50.3%)が全体の半数以上を占め、平均は5点満点中3.07点。「内容」に対しては、「どちらでもない」(33.0%)、「少し満足」(31.0%)、「少し不満」(26.3%)と回答が分散し、平均は3.15点という結果に。「お知らせ方法」に対する満足度についても「どちらでもない」(43.0%)が全体の4割以上を占め、平均は3.26点となった。
「使い勝手」に関しては、「少し満足」(33.7%)が最多に。その平均は3.28点と、5項目中最も高い点数となった。一方、最も低い点数となったのが「期限」で2.95点。「少し不満」(32.3%)が3割を超えた。
最後に、理想のキャンペーン・クーポンを教えてもらったところ、「少額から使える」「好きなお店で好きな商品に使える」「自動抽選でワクワク感がある」といった声が多くあがった。