第一生命保険は3月17日、第32回「大人になったらなりたいもの」調査の結果を発表した。調査時期は2020年12月、調査対象は全国の小学3~6年生・中学生・高校生、有効回答は3,000人。

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「会社員」が上位にランクイン

小学生男子の大人になったらなりたい職業は、1位「会社員」(8.8%)、2位「YouTuber/動画投稿者」(8.4%)、3位「サッカー選手」。一方、小学生女子は、1位「パティシエ」(14.1%)、2位「教師/教員」(7.1%)、3位「幼稚園の先生/保育士」(6.0%)と続き、4位に「会社員」(5.8%)がランクインした。

同調査では「会社員」が上位に入ったことについて、「コロナ禍でリモートワークの導入が進む中、自宅で仕事をするお父さん・お母さんの姿を目の当たりにし、『会社員』という職業を身近に感じた子供が多かったのかもしれない」と推測している。

  • 小学生の「大人になったらなりたいもの」 出典:第一生命「大人になったらなりたいもの」アンケート

中高生男子でも、「会社員」(18.3%)が1位を獲得し、2位は「ITエンジニア/プログラマー」(6.8%)、3位は「公務員」(5.7%)だった。中高生女子でも、「会社員」(13.6%)が1位に入り、次いで2位「公務員」(7.8%)、3位「看護師」(6.9%)となった。

中高生女子では、選んだ職業になりたい理由の2位に「誰かの役に立ちたいから」が入っており、同調査では「新型コロナウイルスの流行により医療現場の第一線で働くエッセンシャル・ワーカーの重要性が広く認識される中、看護師を志す学生が増えているのかもしれない」と分析している。