歌手のLiSAが15日、都内のTOKYO FMホールで開催された公開収録イベント『SCHOOL OF LOCK!×LiSAMY GENERATION 2021』に登場した。

  • LiSA

同イベントではLiSAが、公募で全国から集まった『SCHOOL OF LOCK!』リスナーである10代の学生7名とともに、卒業式の定番曲「旅立ちの日に」を合唱した。

リハーサルの際、本番を前に緊張を隠し切れないリスナーたちに対して、LiSAは「『炎』、知ってる人!」と質問。全員の手が挙がると、サプライズで自身の代表曲『炎』を口ずさんだ。

さらに、「みんなで思いっきり歌いましょう」と言い、発声練習もかねてリスナーと一緒に「炎」のサビ部分を熱唱。歌い終えると、「これで私たちの気持ちひとつになれたんじゃない? 心に炎を灯したもんね、今」と微笑んでいた。

  • 本番の模様 =TOKYO FM提供

そして無事に本番を終えると、LiSAは「素晴らしかったと思います。色んな景色が見えましたよ。みんなが色んなことを思いながら歌ってくれてるのが伝わりました」と讃え、「“本番”って言われてから、みんなの気持ちが入った気がして、“FIRST TAKE”な感じがしましたよ(笑)」とおどけていた。

収録を終えて、LiSAは「生徒の皆さんにとって卒業式というのはすごく大切な行事。それが普通に行えなかったということ含めて、みんなの卒業式への思いが、この『旅立ちの日に』の中にすごくこもっていてとても感動しました」と語った。

また、自身の学生時代について「学校自体が好きではなかった」というLiSAだが、「卒業式となった途端に、学校というのがすごく大切な場所だと感じました」と述懐。

最後に、コロナ禍で卒業を迎えた全国の学生へメッセージを求められると、「普段と違う卒業式がそれぞれあったと思うのですが、皆さんの進んでいく未来がきっと明るいと信じています。皆さんは今日ここでできなかったこと、その悔しさも含めて、未来に大きな花を咲かせてほしいと思います。卒業おめでとうございます」と式辞を述べていた。

イベントの模様は、29日(19:00~21:00)に、生配信番組『MY GENERATION 2021~日本で一番遅い卒業式~』として、『SCHOOL OF LOCK!』のLINE LIVE、YouTubeアカウントで配信される。