ビズヒッツは3月15日、「仕事に集中できない理由に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月25日~27日、働く男女500名(女性317名/男性183名)を対象にインターネットで行われた。

  • 仕事に集中できない理由

    仕事に集中できない理由

調査によると、仕事に集中できないときが「ある」という人は81.0%。どんなときに集中できないのか聞いたところ、「体調に問題がある」(136人)が最多に。具体的には、「睡眠不足で眠い」「残業続きで疲れていて集中できない」という回答が多かったほか、病気や花粉症、腰痛という人も。また、女性では、生理痛やPMS、妊娠中のつわりなどを挙げた人も多かった。

続く2位は、「プライベートに気をとられている」(103人)。こちらは、「楽しみにしているプライベートでの予定」や「家族や恋人とのいざこざ」などについて考えてしまう人が多いようで、特に「家族の体調が悪い」「家族とケンカした」「金銭問題」など、ネガティブな要因が多くあがった。

3位には「音が気になる」(58人)がランクイン。「工事」「怒鳴り声」など「騒音」と呼べるものから、「キーボードを叩く音」「貧乏ゆすりの音」まであがった。

以下、4位「忙しすぎる」、5位「職場の雰囲気・人間関係が悪い」、6位「急ぎの仕事がない」、7位「作業を中断させられた」と続いた。

  • 仕事に集中できないときの解決策

    仕事に集中できないときの解決策

続いて、仕事に集中できないときの解決策を聞いたところ、「休憩する」(199人)が断トツの1位に。休憩の過ごし方は「トイレ」「たばこ」「コーヒーを飲む・お菓子を食べる」「散歩やストレッチで身体を動かす」「仮眠」「目を閉じてボーッとする」などさまざまだった。

続く2位は「優先順位を変更する」(56人)こと。大事な仕事を後回しにしたり、しばらく簡単な作業に切り替えたりするなど、優先順位を変更するという意見が多かったほか、「親・子どもの体調が気になって集中できない」などの場合には、電話をかけたりして家族の様子を確認し、先に心配事を解決してから仕事に戻るという人も目立った。

以下、3位「体調を整える」、4位「自己暗示をかける」、5位「仕事以外のことを考える」、6位「ひとまず目の前の仕事をこなす」、7位「イヤホン・耳栓をつける」と続いた。