公文教育研究会は2月2日、小学校1~3年生の子どもがいる世帯の親を対象とした「家庭学習についての調査」の結果を発表した。調査期間は2020年11月27日~12月3日、有効回答は母親1,000人、父親800人。

  • ※画像はイメージ

1日の平均学習時間は「36.3分」

子どもの家庭学習の頻度を調べると、週平均「5.8日」、1日の平均学習時間は「36.3分」となり、前年度(週平均「5.9日」、平均学習時間「37.1分」)より減少した。

  • 子どもの家庭学習の頻度と平均学習時間

保護者の新学習指導要領の認知状況をみると、「学校のカリキュラムや指導の内容に明確な変化があった」と「多少の変化があった」は各34.1%で、計68.2%の保護者が指導内容の変化を認知していた。なお、前年度の調査で「改訂されることを知っており、改訂の内容も把握している」と答えた割合は14%だった。

新学習指導要領の内容のうち、最も評価が高かったのは「答えが一つではない課題に、子供たちが向き合い、考え、議論する機会を設ける」で49.4%。次いで「国語能力の育成の強化」が47.8%、「学びを人生や社会に生かす『生きる力』の習得」が47.7%となった。

新学習指導要領全体の評価については、「どちらとも言えない」が最も多く32.8%。他方、「全体として非常に好ましい/まあ好ましい」は計37.2%、「全体として好ましくない/あまり好ましくない」は計5%にとどまった。

次にオンライン学習の実態について調べたところ、2020年2月以降にオンライン学習を実施した家庭は35.3%で、このうち51.4%が2020年11月時点でもオンライン学習を継続していた。

オンライン学習の問題点については、1位「子どもの集中力」(28.6%)、2位「子どものモチベーション」(26.2%)、2位「オンライン学習のためのネット環境」(23.1%)が上位3位にランクイン。オンライン学習への評価については、「全体としてどちらとも言えない」が42.8%で最多となった。