俳優の奥平大兼(17)が10日、第30回日本映画批評家大賞の新人男優賞受賞を受賞した。

奥平大兼

演技未経験ながら映画『MOTHER マザー』で初のオーディションに挑み、メインキャストに抜てき。第44回日本アカデミー賞の新人俳優賞、第94回キネマ旬報ベスト・テンの新人男優賞、第63回ブルーリボン賞の新人賞に続いて、4つ目の新人賞となった。

奥平は、「これまで頂いた賞と同じように僕がこんな賞を頂いていいのか、という気持ちはありますが、このように映画批評家の方々に評価して頂ける事はすごく嬉しいですし、今後の役者活動の糧になりました」とコメント。

「そして今回、演技経験のない僕を選んでくださり、僕に演技のことを教えてくださった監督・キャスト・スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と周囲の支えにも触れ、「他の作品でも来年、再来年とまた違う賞を受賞出来るように頑張ります」と決意を新たにしている。