常に整理整頓されていたり、自分の好きなものを集めた「ワールド」があったりするなど、こだわりをもってデスク回りを整えている人は少なくないのでは。

先日、自分たちのオフィスをDIYでリノベーションに取り組むmicoo(@4_micoo)さんが「最高のデスク」としてツイッターで紹介し、大きな注目を集めていました。一体どんなデスクなのでしょう?

  • デスク回りを整えていますか? ※画像はイメージ

    デスク回りを整えていますか? ※画像はイメージ

ガジェット大好きな創業メンバーのエンジニアが、最高のデスクが完成した! と満足そうにしていますので、見てあげてください…
(@4_micoo)より引用

  • (@4_micoo)さんの投稿より

    (@4_micoo)さんの投稿より

  • (@4_micoo)さんの投稿より

    (@4_micoo)さんの投稿より

この投稿には、「これは気持ちいいヤツですね!」「整っているデスクを見ると、気分良くなりますね」「自作とか凄すぎる。スマフォ&ウォッチスタンドもカッコいい。これ欲しいデス。。。」など、紹介されたデスクへの称賛の声が寄せられていました。

また、「周辺機器に良いもの使ってますね 配線がごちゃごちゃして無いのが凄く好きです」「否が応でも机上に配線を置くまいという強い意志を感じるまさに理想系」「これは捗りますね…… 壁と椅子のコントラストカラーまで完璧です」など、細かいこだわりを高く評価するコメントもありました。

さらには、「机のメーカーが気になります、、、よかったら教えていただけませんか??」「スマホとAppleウォッチがかかっているスタンドはどちらのメーカーでしょうか?」など、使われたガジェットが欲しいという読者もいました。

最高のデスクの「こだわり」ポイント

細部にわたり「こだわり」を感じるこのデスク、micoさんに詳しい話を伺いました。

――「最高のデスク」と言えるこだわりポイントは何でしょうか。

micoさん: このデスクは、創業メンバーのエンジニアがDIYで製作しました。本人によると、刺激を受けたnoteを何度も読み返して参照にし、「配線が見えないこと」「ケーブル一本でPC⇔周辺機器がすべてつながる」などがポイントです。

マウス、キーボード、iPhone、AirPods、Apple Watchの充電器などを可能な限りワイヤレス化、usbハブを兼ねたモニターにwebカメラやマイク等の周辺機器をつなげ、ケーブル一本をmacにつなげることですべてが完結。また、モニターが給電機能も備えているので、macへの充電も同時に完了だそうです。

――徹底的にこだわった作り込みですね。アイデアはどこから得たのでしょう。

micoさん: いろいろなガジェットを試し続け、本人の考える理想のアイテムに行き着いたようですね。「最高のデスク」になるまでに、さまざまな人のTwitterやnote、YouTube、海外掲示板を読みまくっています。

エンジニアならでは着眼点

――エンジニアならではの視点・こだわりは何でしょうか。

micoさん: キーボードは(本人によると)抜群の打鍵感の「HHKB Professional HYBRID Type-S」です。キーボード配置が特殊(矢印キー)ですが、一度慣れると、考えつくされた結果だと感心させられ、bluetoothでも有線でも両方使えるのもグッドみたいです。また、交換したカラーキートップ(青のescキーと赤のcontrolキー)もお気に入りポイントだと話しています。

それ以外にも、モニターを最適な位置に配置し、「作業効率の向上」「肩こり軽減」のモニターアーム。手のひらになじむ形状で、長時間の作業でも手首の疲労を軽減する「ロジクール mx master3」マウス、無駄なケーブルをそろえなくて済むように、Type-C対応の周辺機器にすべて統一するなど、そのこだわりへの説明は止まることがありません。

しかも、これでもまだ完成ではないようです。果たしてどこへ向かうのでしょう。

最高を目指して

――今後の目指すゴールや、まだ気になるポイントは何でしょうか。

micoさん: 目に見えない箇所も含め、配線の美しさと実用性を両立させることがゴールです。また本人からは次のように聞いています。

「(1)デスク裏の配線周りは試行錯誤中なので完成させたい。見えない場所のケーブルも、いかに綺麗にまとめるかにこだわりたい。(2)縦置きのMacBook Proスタンドを購入してモニター脇に置くか、デスク裏に金具等を付けて置くか、最適な方法を検討中。(3)27インチのモニターを使用しているが、近い将来横長のウルトラワイドモニターを導入し、さらに作業効率を向上させたい。(4)使用しているチェアは、家に余っていたダイニングチェアなので高さが合っていない。こだわり抜いて選んだITOKIのオフィスチェアを注文し、納入を待っている」。

まだまだ「最高」を求める旅は続きそうですね。

「自分たちの会社を自分たちの手で作り上げている形です」、と話すmicoさん。これからも、クールで機能性が高い、私たちをうならせる職場を見せてほしいです。