動物がほんの一瞬見せる表情に、心がわしづかみにされることってありますよね。見事にその表情を収めた画像があるとツイッターで話題になっているのが、タレ目の犬(ポメラニアン)(@Pomeranian2015)さんが投稿したこの画像です。

  • 玄関前で散歩を拒否するポメラニアン(タップで拡大)

    玄関前で散歩を拒否するポメラニアン(タップで拡大)

  • 拒否をするも1歳児に強制連行されるポメラニアン(タップで拡大)

    拒否をするも1歳児に強制連行されるポメラニアン(タップで拡大)

玄関で散歩拒否を試みるも、伝わらない1歳児により強制連行される犬 (@Pomeranian2015)より引用

こちらはツイ主さんの愛犬「レイ」ちゃん(オス)。お散歩のために玄関から一歩出た時の様子をパチリと撮ったものですが、何かを訴えているかのような表情が印象的です。

何でも、レイちゃんはあまりお散歩が好きではないのだそう。その日もおうちでのんびりしようと思っていたところに外に連れ出され、困惑しているのでしょう。その哀愁漂う表情に、「目が助けてって訴えてる気がするw」「目は口ほどにものをいうとはこの事」「こんなにこまった顔のわんこ初めてみて笑ってしまった」といった声が集まりました。

2枚目の画像は、大好きなレイちゃんとの散歩が待ちきれないのか、一生懸命にリードを引っ張るツイ主さんの娘ちゃん(1歳)の姿が収まっています。必死に踏ん張る1歳の娘ちゃんと、さらに戸惑いがアップしたかのようなレイちゃんの姿に、「どっちもがんばれー」「1歳児には勝てないよね~」などのほか、「さっさとあるくでちゅよ」といったアフレコを付ける声も。

さて、その後1人と1匹がどうなったのか気になるところ。ツイートでは「強制連行」といった表現になっていますが、レイちゃんは気分が乗ってくるとお外が面白くなるタイプのようで、その日も楽しいお散歩タイムを過ごしたそうです。ツイ主さんによると、現在は娘ちゃんが一方的にレイちゃんに愛情を寄せる「片思い」状態ですが、お散歩中に他の犬がベビーカーに足をかけたりすると、ものすごい勢いで怒るのだとか。ちゃんと群れの一員として認め、娘ちゃんを守ろうとする頼もしいエピソードにはほっこりですね。

なお、今回画像を撮影した場所は、関係者以外通行禁止の私道。さらに周囲に通行人がいないか確認するなど、十分に安全に配慮した上で撮影したそうです。「1歳児に犬のリードを持たせて大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれませんが、保護者であるツイ主さんは、娘さんとレイちゃんの様子をしっかり把握。その上で、娘ちゃんがリードを引っ張ったわずかな瞬間をカメラに収めたのだそう。ほんの一瞬をとらえた貴重なショットといえますね。

表情豊かなレイちゃんは、困った顔だけでなく他の顔もかわいすぎると評判です。ツイッターでは、満面の笑みのレイちゃんを見ることができますよ。