JR東日本は22日、福島県沖地震により一部区間で運転を見合わせている東北新幹線に関して、2月24日の全線運転再開後も那須塩原~一ノ関間で速度を落として運転する必要があるため、列車本数を通常の8割程度とする臨時ダイヤで当面運転すると発表した。

  • 東北新幹線は2月24日の全線運転再開後、臨時ダイヤで運転

臨時ダイヤでは、列車本数が通常の8割程度となることに加え、通常ダイヤと比べて東京~仙台・盛岡間の所要時間が1時間ほど増加する。山形新幹線と秋田新幹線は東京方面への直通運転を再開するが、北海道新幹線は一部列車を除き、新青森駅で折返し運転を行う。

指定席の発売や取扱いについては、現在、発売を見合わせている東北新幹線の指定席券の場合、2月24日の営業開始から発売を再開(えきねっと予約は5時30分から)。すでに発売済みの指定席券はそのまま利用できるが、運休や編成変更となる列車があるほか、券面に記載の発着時刻が一部を除き遅い時刻へ変更となる。

なお、当面はダイヤ改正前日の3月12日乗車分までの発売とし、3月13日以降の乗車分については改めて告知する予定。2月24日以降の盛岡~新函館北斗間の指定席券も一旦発売を停止する。