綾野剛主演映画『ホムンクルス』(4月2日映画館・Netflix同時公開)の主題歌が、常田大希率いる音楽集団millennium paradeの「Trepanation」に決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告映像が公開された。
原作は山本英夫氏による同名漫画で、2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され累計発行部数400万部超えとなった人気作。記憶も感情も失くしたホームレスの主人公・名越進が、期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生える手術“トレパネーション”を受けることに。術後、名越は右目を瞑ると左目で人間が異様な形に見えるようになる……という、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリー。
主題歌として書き下ろされた「Trepanation」は10日にリリースされたデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』に収録されており、音楽プロジェクトのFriday Night Plansが作詞・ボーカルとして参加。本作の重要なキーワードがタイトルになっていることから、映画と関係あるのではと大きな話題になっていた。
さらに、millennium paradeのメンバーとしても活動する音楽家・ermhoiと江崎文武が劇中音楽を担当することも発表。様々なジャンルの楽曲提供をする2人が初めてタッグを組み、本作の独特な世界観を彩る。
綾野剛 コメント
ホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬「Trepanation」が誕生しました。もはやmillennium paradeに限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%のTrepanationを是非、映画館とNetflixで爆音体感してください。
清水崇監督 コメント
昨年1月、撮影中の歌舞伎町に常田さんがふらっと現れた。 名越/綾野君の紹介だった。恥ずかしながら紅白に出るアーティストとも知らず、僕は挨拶した。その飄々としながら自信にあふれた佇まいに、自分の映画を「預けてみたい」と思えた。何故かはわからない。初めての事だった。江崎さんやermhoiさんからの予想を裏切る楽曲にも舌を巻いた……凄ぇのが上がってきた。修正注文はほとんどせず、いい感じの映画が仕上がった。millennium paradeの「Trepanation」で始まる映画に痺れて欲しい。
常田大希 コメント
「Trepanation」というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれたFriday Night Plansのマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。 皆様公開をお楽しみに!
ermhoi コメント
映画音楽はこれまで私にとって目標、そして野望でもありました。この素晴らしい原作をあの清水監督で再現する、そこに音を乗せられる。 しかも文武との共作。なんて幸福な出来事なのだろうとずっと世界中に自慢して回りたかったのですが、ようやく解禁になりました! ホムンクルスの登場人物の複雑な感情と、非現実的と現実が混ざり合う視覚情報とを繋ぎ合わせる、“のり”のような役割ができていれば大変嬉しいです。刺激的です! お楽しみください!
江崎文武 コメント
唯一無二の世界観を持つ作品と対峙すると、自分だけでは決してイメージすることの出来ない、特別な音と巡り逢うことが出来る。そんな感覚に包まれながらの作曲でした。映画化によって初めて可能になった、聴覚に向けた表現。音楽によって立ち現れる“第六感の世界”も楽しんで頂けますと幸いです。
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