JR東日本盛岡支社は15日、東北デスティネーションキャンペーンの特別企画として、びゅうトラベルサービス・青い森鉄道と連携し、新潟エリアを中心に運転される「越乃Shu*Kura」を4月17日限定の団体臨時列車として、青森県内で初めて運転すると発表した。旅行商品「あおもりShu*Kuraで行く青森・下北の旅」は2月17日14時に発売される。
「越乃Shu*Kura」は、新潟が誇る「酒」をコンセプトとした観光列車で、新潟エリアの上越妙高~十日町間などで運行されている。キハ40・48形を改造した3両編成で、車内に展望ペアシート、くつろぎペアシート、サービスカウンター、イベントスペースなどを備えている。
今回発売される旅行商品は、4月17日に青森駅10時32分頃発・大湊駅12時45分頃着で運行される日帰りAコースと、大湊駅15時58分頃発・青森駅18時6分頃着で運行される日帰りBコースを設定。「あおもりShu*Kura」として運行する。
車内では、青森の地酒「吟冠 吟醸造 喜久泉 300ml」「関乃井生貯蔵酒 300ml」を用意するほか、Aコースでは「TRAIN SUITE 四季島」でもフレンチを提供している川口シェフ特製洋食のおつまみ、Bコースでは大湊駅近くの郷土料理を楽しめる居酒屋「美酒嘉肴 京華」特製のオリジナル和食のおつまみを用意する。
2号車のイベントスペースでは、社員による「津軽三味線」などの生演奏(約10分)も楽しめる。「あおもりShu*Kura」オリジナル記念乗車証明書もプレゼントされる。
「あおもりShu*Kuraで行く青森・下北の旅」は、2月17日14時から、びゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」にて販売開始。申込みは2名以上から受け付け、20歳未満は申し込むことができない。旅行代金(大人1名)はAコース8,500円、Bコース7,200円となっている。