キャリアデザインセンターは2月8日、転職に関する調査結果を発表した。調査は2020年12月10日~20日、同社運営の女性のための転職サイト「女の転職type」会員の女性789名を対象に、Web上でのアンケート方式にて行われた。

  • 転職して良かった点、後悔している点

    転職して良かった点、後悔している点

はじめに、「転職したいと思った理由」を聞いたところ、「年収アップ」(54.9%)、「仕事内容が不満」(36.0%)、「人間関係をよくしたい」(25.5%)が上位となった。

「転職して良かった点」を教えてもらったところ、「年収アップできた」(23.7%)が最も多く、次いで「スキルアップができた」(22.4%)、「やりがいアップできた」(15.5%)という結果に。一方、「転職して後悔している点」としては、「年収が下がった」(21.9%)、「人間関係がよくない」(18.4%)、「評価に納得感がない」(16.0%)が上位に。転職して良かった点の「評価に納得感がある」(2.7%)を大きく上回っていることから、転職で後悔しないためにはどのような評価制度になっているのか、事前にチェックすることが重要と言える結果となった。

  • この人ちょっと信用できないなと思うのは、転職回数が何回以上の人?

    この人ちょっと信用できないなと思うのは、転職回数が何回以上の人?

続いて、「この人ちょっと信用できないなと思う転職回数」を尋ねたところ、「転職回数は関係ない」が最も多く42.9%。次いで「5回」(21.1%)、「10回以上」(11.3%)と続き、1、2回の転職回数で信用できないと思う人は僅か2.1%という結果に。また、3回は7.0%、4回は9.3%となり、3回を越えたあたりから「信用できない」と感じる人の割合が増える傾向が読み取れた。