パテント・リザルトは2月8日、「食品業界 特許資産規模ランキング2020」を発表した。調査は2019年4月1日~2020年3月末までの期間、日本特許庁が登録した特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計された。

1~10位までのランキング結果は以下の通り。1位「サントリーホールディングス」、2位「日本たばこ産業」、3位「キユーピー」、4位「味の素」、5位「不二製油グループ本社」、6位「CJ CHEILJEDANG」、7位「アサヒグループホールディングス」、8位「日清製粉グループ本社」、9位「NESTLE」、10位「日清オイリオグループ」だった。

  • 食品業界 特許資産規模ランキング2020

サントリーホールディングスの注目度の高い特許には「麦芽起因の濁りを抑え、ビールを想起させるうま味と甘みを有するビールテイスト飲料」「発酵工程中の泡の大量発生を抑制し、風味の優れたビールテイスト飲料」に関する技術、日本たばこ産業は「香味吸引器、カートリッジ及び香味ユニット」「電源の劣化を抑制することのできるエアロゾル吸引器用の電源ユニット」に関する技術などがあるという。