ふるさと納税ガイドは、「2020年のふるさと納税で人気だった返礼品の傾向」に関するランキングを1月27日に発表した。調査期間は2020年10月1日~12月31日、調査データは、ふるさと納税ガイドを経由し各ふるさと納税サイトで寄付の完了が外部システムで確認されたもののうち、選んだ返礼品に関する信頼性の高いサンプルのみを抽出して作成。調査サンプル数は10万件以上となっている。

2020年のふるさと納税のカテゴリ別の寄付件数トップ10は、1位「肉」(25.39%)、続いて2位「魚介・海産物」(15.17%)、3位「果物・フルーツ」(12.59%)、4位「惣菜・加工食品」(12.20%)、5位「雑貨・日用品」(8.88%)、6位「家電・電化製品」(7.59%)、7位「米・パン」(4.52%)、8位「鍋セット」(2.80%)、9位「旅行券・ギフト券」(2.35%)、10位「酒類(ビール等)」(2.09%)という結果になった。第1位から第3位には毎年人気で地域ごとの特色も出やすい肉、海産物、果物がそれぞれランクインしている。

  • ふるさと納税 カテゴリ別寄付件数ランキング

また、2019年10月~12月の調査結果と比較すると、ステイホームの影響を強く受けていることが分かったという。

  • 昨年度から人気がアップ・ダウンしたカテゴリ

2019年と比較して大きく順位を伸ばしたカテゴリが「惣菜・加工食品」。2019年の10位(2.10%)から2020年は4位(12.20%)と、全体のシェア率は昨年の約5.8倍という結果となった。自宅で気軽に食べられる調理済みの「ハンバーグ」「うなぎ」「餃子」などが特に人気だったとのこと。またティッシュやトイレットペーパーなどの「日用品」のシェア率も2019年の約1.6倍と伸びている。

一方、「旅行券・ギフト券」は大きくシェア率を落としている。2019年は5位(7.39%)だったところが2020年は9位(2.35%)に大幅に減少している。