ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESのボーカル&ギターを務める山中拓也が、3月2日に初のフォトエッセイ『他がままに生かされて』(KADOKAWA 1,900円税別 A5版224P)を発売する。
THE ORAL CIGARETTESは、2017年には初の武道館ライブ、2018年には全国アリーナツアーを成功させ、2019年に初主催した野外イベント「PARASITE DEJAVU」は2日で約4万人を動員、2020年4月リリースのアルバム『SUCK MY WORLD』は週間オリコンチャートで1位を獲得と、着実に人気を伸ばしている4人組バンド。
多くの若者を虜にするのは、音楽をはじめ、人間の本質を表すようなメッセージ性の強い言葉。同書ではそれらが山中からどのように生み出されるのかに迫り、山中の生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術など、挫折や失敗を重ねた半生が描かれる。いつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在や人生観も語られ、今の時代に伝えたいことを綴った1冊となっている。
故郷・奈良の思い出の地巡りや、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録。これまでもこれからも、“他に生かされて我がままに生きていく”。今年30歳の節目を迎える山中が、すべてをさらけ出す。
帯には、親交のある米津玄師が「世才に長けた不器用な人。その生き様が何とも美しい―」とコメントを寄せている。