2020年も、残すところあと少し。年のはじめには、「今年の目標」をあれこれ立てて、実際に行動にうつした人も多かったことだろう。しかし人生には煩悩がつきもの。自身の怠け癖や飽き癖、あれこれ入る用事に邪魔されているうちにもう年末。現在、目標の達成具合はどうだろうか?
そこで今回はマイナビニュースの男性会員に「2020年煩悩に負けてできなかったこと」についてアンケート。「ダイエット」「勉強」などさまざまなカテゴリに分けて、煩悩に負けて挫折してしまったことについて聞いてみた。
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2020年煩悩に負けてできなかったこと
ダイエットに起業、鬼滅まで「煩悩に負けてできなかったこと」ズラリ
Q.2020年煩悩に負けてできなかったことを教えてください
■ダイエット・筋トレ
48歳「40歳代になってから急激に太ったので、今年は20kgのダイエットを目標に。結局、5kgまでは頑張れたが、食欲に負けてしまった」
57歳「ダイエット。今年こそは! と思っていましたが、コロナ禍で在宅が多かったにもかかわらず、ただただのんべんだらりと過ごしてしまい、逆に体重が大幅upしてしまいました」
74歳「健康検診で昨年から脂肪肝を指摘され、その時は大好きな『スイーツを断つ』と決心するが、3日も立たないうちに我慢できなくなり元の木阿弥に。来年こそはと考えを新たにしているところです」
40歳「リバウンドしたので、もう一度ダイエットをしようと思ったが、なかなかできなかった」
■旅行・お出かけ・外出
72歳「コロナウイルスのため、写真撮影の遠征に出かけられなかったこと」
55歳「コロナの影響で仕方がないことですが、富士登山ができなかったこと」
65歳「海釣りに挑戦したかったが寒さに負けた」
71歳「コロナ禍の中好きな国内旅行ができなかったので、親の法要を兼ねて京都本願寺の参拝ができなかった。東京の子供のところにもいけなかった」
■勉強・資格取得など
48歳「2つの小説のコンテストに応募するはずが、TVゲームにハマってしまい1つしか応募できませんでした。また来年です」
51歳「英語の勉強。今年も話すことができないまま過ぎて行く」
50歳「資格取得のための勉強」
52歳「免許取得」
■掃除・整理整頓 など
51歳「部屋の掃除と引っ越し」
56歳「生命保険の整理をしたかったが、考える時間がとれない」
51歳「断捨離。コロナのステイホームで整理整頓を進めるつもりが、何もやらず終わりました」
■副業
44歳「YouTubeをやってみようかと考えていた」
54歳「新たな起業」
51歳「投資をもっとしておけばよかったと思っています」
35歳「Tシャツをデザインしてネット販売すること」
■その他
46歳「絶対に転職してやろうと思っていたものの、コロナ渦の影響で思うようにならなかったこと」
55歳「歯科治療」
58歳「アナログ写真のデジタル化」
55歳「タバコ増税時に禁煙を失敗」
58歳「いつどうなるかわからないので、終活を始めようと考えていましたが、何か切迫感がなく全く進んでいません」
44歳「鬼滅の刃の映画を見ていない。いつか見るだろうと思ったまま見ないと思う」
54歳「1月から毎月貯金を1万していたが、6月から急な出費が生じてしまってからは、貯金をしてないこと」
50歳「マイナンバーカードを作成したいのに、まだ作れていない」
ステイホーム期間は、煩悩を生む期間にも?
2020年は新型コロナの影響で、テレワークが推進されたり、外出自粛要請が出たりと、家で過ごす時間が増えた人も多かったのではないだろうか。通勤時間がなくなった分、自由に使える時間も増えるし、外遊びができない分、インドアの新たな趣味を見つけるという楽しみも。アンケートでも、そのたっぷりできた時間をうまく利用して、資格取得の勉強や部屋の掃除、筋トレ、新たな趣味の開拓にと、志高く取り組んだ人も多かった。
しかし、ダイエットにしろ資格取得の勉強にしろ、人の目が届かない自宅で行う場合、どうしても煩悩に負けがち。痩せなければと思いつつ、つまみ食いが止まらない人や、創作活動をしようとPCを開いたもののゲームで1日が終わってしまったという人も。「時間はまだまだあるから、そのうちリカバリーできるはず」という油断もあったに違いない。
また、外出自粛要請が出されたため、旅行や誰かに合うなど外出にまつわる趣味は断念せざるを得なかったという声も目立った。これは煩悩に負けたというより、「外に出たいという煩悩に打ち勝った」というパターンだろう。
新型コロナで始まり、新型コロナで終わった感が強い2020年。コロナ禍での時間の使い方にだんだん慣れてきた現在、「来年こそは!」と決意を新たにしている人も多いだろう。煩悩は今年捨て去り、新たな気持ちで2021年を迎えたいものだ。
調査時期 : 2020年12月11日
調査対象 : マイナビニュース会員
調査数 : 1,010人
調査方法 : インターネットログイン式アンケート
