東急電鉄はこのほど、田園都市線宮崎台駅で運営する「電車とバスの博物館」を自宅にいながら疑似体験できるARアプリをリリースした。

  • AR電車シミュレーターイメージ

このアプリは感染症対策の一環として、自宅で楽しい時間を過ごしてもらうために制作したもので、2021年3月31日まで無料配信する。AR技術を通して、目の前の空間に物体が実際にあるかのようなバーチャル体験ができる点が特徴となっている。

東横線8090系の運転台をCGで再現した「AR電車シミュレーター」では、運転士目線で東横線のCG映像を楽しめる。博物館の見どころを動画と写真で紹介する「館内案内」では、一部の施設について、普段見ることのできない角度から撮影した模型走行映像を交えて紹介する。

  • CG電車が走るAR路線図イメージ

東急電鉄の生い立ちや、過去に実際に走っていた電車・バスの写真をスライドショーで紹介する「東急電鉄ヒストリー」も配信する。リリース時点ではiPhone版のみ、「App Store」からダウンロード可能。Android版は準備中で、公開の際は東急電鉄Twitterアカウントなどで知らせるとのこと。