映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年1月22日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督が登場した。
同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。
現場での様子を聞かれた岡田は、滝藤について「筋肉自慢があまりにもすごくて、時間があると『すごいんだよ、これだよこれ』ってお話されてる」と暴露すると、志尊は「てち(平手)だって、その話してもらったんでしょ?」と話を振る。平手は「(滝藤が)『奥さんに見てもらっても何も反応がないから、平手ちゃんに』って」と明かし、「てちは困ってたみたいです」(岡田)、「でもすごい体でしたとは言ってました」(志尊)と主演2人がフォローも。平手は「あんまり男性のそういうの見たことなかったので、すごかったです」と、滝藤の肉体美を称えていた。
作品にちなみ「怖いもの」というテーマでは、「大きな音が苦手」と回答した平手。志尊が「大きな音ってどういう時の大きな音が苦手なの?」と尋ねると、「けっこう、全ジャンルかな?」と答え、岡田も「日常生活の中でってこと?」と畳み掛ける。「日常生活の中でもそうだし、なんか大きな音、特効とか花火とかもちょっと……」(平手)、「車のプップー(クラクション)とかは?」(志尊)、「いきなりだとびびるかな」(平手)とやりとりを見つめていた森ガキ監督は、「皆が一生懸命広げようとしてるから、すごいな、お兄さんたちが優しいなと思って」と笑顔を浮かべ、平手は「ありがたい」と感謝していた。
また、滝藤は「『ファブル』の存在が怖い」と、平手が出演し、『さんかく窓の外側は夜』の2週間後に公開となる映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(2021年2月5日公開)の名前を挙げる。滝藤が「平手ちゃんが『さんかく』か、『ファブル』かどちらを愛してるのか」と詰め寄ると、後ろを向いて肩を震わせる平手は「ちょっと待ってください!」とツッコミ。「もしやファブルなんてことがあったら恐ろしいです」という滝藤に、岡田は「なかなか答えづらいし、滝藤さんもここで言っちゃダメ! どっちも大切、映画が盛り上がればいい」とまとめていた。