映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の公開前夜祭 オンラインイベントが10日に行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬、福田雄一監督が登場した。

  • 前列左から小栗旬、大泉洋、ムロツヨシ。後列左から福田雄一監督、賀来賢人、岩田剛典

    前列左から小栗旬、大泉洋、ムロツヨシ。後列左から福田雄一監督、賀来賢人、岩田剛典

同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。

完成報告会見では大泉とムロ以外全員パネルだったが、今回キャストが集まり、大泉は「なかなかね、旬ちゃんが忙しくて来れなかったから。ずっと『来ないの?』と言ってたんですけど、やっと来てくれて。でも来たら来たで小栗旬の映画に見えちゃうからね!」とぼやく。ムロも「来てほしいと思ってたんですけど、ツーショットも洋さんと旬ちゃんになっちゃうから。今まではずっと洋さんとムロだったんですよ! 急に旬になった! 旬と洋になっちゃったから!」と訴えていた。

小栗は「来れて良かったです。大泉さんはかなり久しぶり」と喜びつつ、「僕、誰も撮影で会ってない。映画見て、みんなこんなことしてたんだなあって」と苦笑する。大泉と共演した『救命病棟24時』を思い出し、「当時は楽屋も2人で一緒で」と言う小栗に、大泉は「『洋ちゃん、鍵置いてくね。先帰るから』って言ってたんだ」と懐かしんでいた。

福田組初参加となる岩田は「コメディ自体初めてのチャレンジだったんですけど、すごく難しいなという感想がありつつ、現場で共演者の皆さんに助けていただきながら、楽しく撮影できました」と振り返る。毎回バックライトとスモークを背負う演出のため、大泉から「岩ちゃんが出ると撮影が押すんだよな。明かりがつくのに時間かかるから」と暴露されていた。

イベントは韓国・台湾・香港ともつながっており、「キャスト全員人気が高いですよ」と言う香港サイドに、大泉が「とはいえ、キャストの中で一番人気があるのは誰ですか?」と尋ねると、「1番人気があるのはやはり大泉洋さんです」という回答に。大泉は「素晴らしい! 香港行きたいな〜! 気持ち良くなっちゃった! わかってる!」と大喜びとなる。

また、台湾では上映会も行われ、質問コーナーには渡辺演じる貂蝉のコスプレをした気合の入ったファンも。「大泉洋、小栗旬、大好き〜!」と日本語で叫んだファンは、「どうして渡辺直美さんはいらっしゃらなかったんですか!?」とまさかの質問でキャスト陣は爆笑。大泉が「あの人ニューヨークなのよ」と答えると、ファンも「そうですか」と納得していた。