8組24名の人気俳優、吉本タレント、クリエイターによるオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(2021年2月26日公開)が公開されることが10日に明らかになった。
同作は、新型コロナウイルスの影響でたくさんの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた映画界に対して、こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと企画されたオムニバス映画。8組24名のキャスト、クリエイターが集結し、各話ごとに2人の主人公が出演、近距離での“心の濃厚接触”を描く、各話約10分のショートストーリーを結集した。
「笑顔で上を見上げることができる前向きな気持ちを届けたい」という想いから急きょ制作を開始、スピード撮影で公開を決めたという同作。「エンタメは不要不急ではない、必要至急で作るのだ。人と人の距離をとらなければならないのなら、『心の濃厚接触』を描きたい。そこには心のマスクを脱いだ瞬間がある」という思いが示され、「映画館で人が映画を見るときは自然と『上を向いて笑っている』。どんなことがあっても笑うことをやめない、そのための映画をお届けいたします」と企画意図が語られた。
企画では、岡村隆史(ナインティナイン)×豆原一成(JO1)、海宝直人×亜生(ミキ)、倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)、小池徹平×じろう(シソンヌ)、白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)、般若×秋山竜次(ロバート)、松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)、水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)(50音順)という豪華キャストが賛同し、集結。JO1の豆原は映画初出演となる。
そして脚本家には、上田誠(ヨーロッパ企画)、丑尾健太郎(日曜劇場『半沢直樹』)、品川ヒロシ、粗品(霜降り明星)、高須光聖、福田麻貴(3時のヒロイン)、福徳秀介(ジャルジャル)、又吉直樹(ピース)(50音順)という豪華クリエイター陣が集結した。品川と粗品は自ら監督も担当、そして粗品は映画初脚本&初監督、福徳秀介と福田麻貴は映画初脚本となる。また『世にも奇妙な物語』など数多くのドラマを手掛けてきた山内大典監督と紙谷楓監督がそれぞれ3本のストーリーの監督を務める。
作品一覧
・『本日は、お日柄もよく』
出演:岡村隆史(ナインティナイン)×豆原一成(JO1)×脚本:丑尾健太郎
監督:山内大典
・『同度のカノン』
出演:海宝直人×亜生(ミキ)×脚本・監督:粗品(霜降り明星)
・『やさしい人』
出演:倉科カナ×徳井義実(チュートリアル)×脚本:高須光聖
監督:山内大典
・『真夜中』
出演:小池徹平×じろう(シソンヌ)×脚本:又吉直樹(ピース)
監督:紙谷楓
・『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』
出演:白石聖×後藤淳平(ジャルジャル)×脚本:福徳秀介(ジャルジャル)
監督:山内大典
・『戦湯~SENTO〜』
出演:般若×秋山竜次(ロバート)×:脚本・監督:品川ヒロシ
・『とある家のこと』
出演:松井玲奈×山崎静代(南海キャンディーズ)×脚本:福田麻貴(3時のヒロイン)
監督:紙谷楓
・『バックヤードにて』
出演:水川あさみ×近藤春菜(ハリセンボン)×脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
監督:紙谷楓
(C)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会