インテージは12月7日、「2020年、今年売れたものランキング」を発表した。同ランキングは、全国約4,000店舗より収集している小売店販売データ、SRI(全国小売店パネル調査)をもとに、今年1月~10月の間に、より売れた日用消費財を推定販売金額の伸びから集計したもの。

  • 「2020年、今年売れたものランキング」金額前年比

    「2020年、今年売れたものランキング」金額前年比

新型コロナの影響を受けた2020年に、最も売れたものは「マスク」だった。販売金額は前年比425%と4倍超の水準を記録し、今や街中ではマスクをしていない人の方が少ないことを考えると、まさに今年を象徴するカテゴリーに。

続く2位は「殺菌消毒剤」(金額前年比302%)。ただし、傷口の消毒などを除いた手指消毒剤に限定すると、驚異の910%という結果に。個人で持ち歩いたり、公共施設やレストラン、スーパーなどの入り口に置いてあるなど、コロナ前とは比較にならないほど使用頻度も増え、新しい生活様式には欠かせないものとなった。

3位は「体温計」(同249%)。新型コロナの影響により、こちらも需要が殺到。以下、4位「うがい薬」(220%)、5位「ぬれティッシュ」(179%)、7位「せっけん」(143%)と衛生用品が続き、積極的に手洗いやうがいを行っている人が多いことが購買データからもうかがえた。

コロナ関連のカテゴリーが上位に並ぶ中、異彩を放ったのが6位の「玩具メーカー菓子」(153%)。国民的ヒット作品「鬼滅の刃」関連の商品が原動力となり、大幅に販売金額が増加。また、8位には「プロテイン粉末」(139%)がランクイン。特に、ソイプロテインを購入する女性が増加した。

さらに、コロナの影響で外出や外食が少なくなった影響もあってか、30位までには食品が多数ランクイン。9位「冷凍水産」、24位「冷凍農産」、28位「フルーツ缶詰」、30位「畜肉缶詰」などの長期保存食品や、10位「プレミックス」、12位「ホイップクリーム」、15位「エッセンス類」、18位「蜂蜜」などのスイーツづくりの材料などが多くみられた。