岡田将生&志尊淳がW主演を務める映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年1月22日公開)の場面写真が3日に公開された。
同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。
今回解禁となった場面写真は、未解決事件の調査を進めるうちに、呪いを操る女子高生の存在にたどり着いた三角と英莉可(平手友梨奈)が初めて接触するシーン。さらに、刑事・半澤(滝藤)に事件について問われ、慌てた英莉可が半澤に呪いをかけようとする場面も。どちらも英莉可の鋭い目線と、その存在感が印象的な1枚となっている。
主演の岡田と志尊は、平手について「普段はシャイでお茶目な女の子ですが、お芝居では“目が合うと離せなくなる”力強さもありました」「強くて、ナイーヴで、愛があるところが、英莉可にリンクしていると思います」と大絶賛。また、森ガキ監督も「集中力がすごいし、瞬発力、目力みたいなものがエリカに合っている。芝居として見てもゾクッとする」と、演技の完成度を絶賛している。
今回、平手は役作りにおいて、あえて英莉可の部分しか台本を読まずに挑んだという。それは他の登場人物の動きや感情、物語の展開を知り過ぎてしまうと、演じる上で面白さがなくなり、新鮮味もなくなってしまうという理由だった。自身も英莉可について、「ほとんど全部共感した」と話すほど、役に入り込んだ演技に注目となっている。