神戸観光局は、7色のハイパワーレーザーを用いた巨大なパブリックアート「GlobalRainbow@KOBE 2020(グローバルレインボウ アット コウベ ニーゼロニーゼロ)」を12月4日~13日の10日間に開催する。照射時間は日没頃~21:00。

  • 神⼾での照射イメージ

同イベントは、神戸港内から六甲山系に向けて照射する7色のハイパワーレーザーを用いたスケールの大きな広域アート作品。神戸港の中突堤やメリケンパークなどを中心に、3密を避けるために「屋外」で展開し、「広域」かつ「長時間」いつでも鑑賞できるようにした。

現在新型コロナウイルスの影響で観光需要が落ち込むなか、徹底した感染症対策を講じることで、旅行者に安心して神戸の観光を楽しんでもらうことを目的としている。「観客が⼀か所に集中しない」「公共交通機関が混雑しない」など、withコロナ時代の「あたらしいツーリズム」のケーススタディとして、観光庁から事業採択も受けている。

  • 鑑賞可能範囲予測

なお「グローバルレインボウ」は、ビジュアルアーティストのイヴェット・マターン氏により独自開発された作品。これまで、アメリカ(ニューヨーク、ピッツバーグ、ニューヘイブン)、イギリス(ロンドン)、ドイツ(ベルリン)、スウェーデン(スモーゲン)など、世界各国で実施されてきたが、今回はアジア初・日本初の開催となる。