JR九州は26日、九州新幹線武雄温泉~長崎間の開業に合わせ、長崎県大村市内に設置される大村線の新駅2駅の駅名を発表した。松原~竹松間の新駅は「大村車両基地(おおむらしゃりょうきち)」、竹松~諏訪間の新駅は「新大村(しんおおむら)」に決定した。

  • 大村車両基地駅の駅舎イメージ(提供 : 大村市)

  • 松原~竹松間の新駅は「大村車両基地」、竹松~諏訪間の新駅は「新大村」に決定

大村線に新設される2駅のうち、大村車両基地駅は県立ろう学校そば(大村市宮小路三丁目1058-1付近)に設置され、九州新幹線(武雄温泉~長崎間)大村車両基地の最寄り駅となる。大村市が駅舎イメージを公開しており、「新幹線車両のもつシャープさを直線で表現し、光あふれる雰囲気で未来をイメージ」したという。

新大村駅は九州新幹線と大村線の駅を併設(在来線駅は請願駅)し、中心市街地のある大村駅をはじめ、近隣の駅へ乗継ぎの利便性を確保する。大村車両基地駅・新大村駅ともに九州新幹線武雄温泉~長崎間と同じ2022年度秋頃の開業を予定している。