俳優の野添義弘が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に頼朝の愛すべき従者・安達盛長役で出演することが17日、明らかになった。

野添義弘

俳優の小栗旬が主演、三谷幸喜氏が脚本を手掛ける『鎌倉殿の13人』は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。

野添の大河ドラマへの出演は、『新選組!』(2004年)、『西郷どん』(2018年)、『いだてん』(2019)、『麒麟がくる』(2020)に続き、5作目。「しかしながら、大河ドラマでのレギュラー出演は役者としての憧れでしたので、今回出演させていただけることになり、とてもありがたく、幸せに思います」と喜んでいる。

また、「安達盛長は頼朝の流人時代から仕えてきた最古参の御家人なのですが、13人の中でも郎党という異色の存在。頼朝のために奔走し人生を捧げ、頼朝が最も信頼し本音を語れる人物という印象です」と説明。

三谷氏が手掛けた『新選組!』に出演しているが、「三谷さんの作品はどの作品も斬新かつ繊細でそれぞれに違った面白さがあり、出演している俳優さんを羨ましく思い、指をくわえて見ていました。今回、三谷さんが描かれる作品なので、老練で寡黙ながらも面白味のある、安達盛長を演じることができればと思います」と期待を寄せている。

今月6日に番組公式ツイッターが開設、13日には三谷氏のコメント動画が公開され、16日より5日連続で出演者を発表していくと予告していた。