職場で「この用語の意味がわからない」「この業務のやり方がわからない」などと、「わからない」というフレーズを連発する人がいますが、この言葉は決して周りによい印象は与えません。

できれば自分で対処する、もしくは、同僚や上司に聞いて自分なりに解決に向けて行動する方がいいでしょう。どのように改善し、対処していくことがベストなのか考えてみましょう。

「わからない」という人が持たれる印象

仕事ですぐに「わからない」と口に出してしまう人もいるかもしれませんが、「わからない」しか言わないようだと周りからは敬遠されてしまい、このような態度が続くと他人からの評価も下がってしまいます。

まずは「わからない」と連発する人が周囲からどのようにみられているのかを考えてみましょう。

  • 壁に貼り付けてある資料を見ている人

    わからないという人はどういう印象を与えるのかについて学びましょう

■わからずや

なんでもかんでも「わからない」というようでは、ものの道理がわからない「わからずや」という評価をされかねません。一度そのレッテルを貼られてしまったら、「わからないことを人任せにしている」「そもそも考える気が無いようだ」といった具合にネガティブにとらえられてしまい、何もいいことはないと言えるでしょう。

■頼りない

質問されたとき、「わからない」とすぐに答えてしまうと、相手に頼りない印象を与えてしまいます。相手は決して、完璧な答えを求めているわけではありません。

「回答を放棄した」などと思われないためにも、どんな小さなことでもいいので、自分の意見を考え述べる努力をしましょう。それが「頼られる人間」になる唯一の手段です。

何がわからないのかを探る方法

「わからない」という事態に遭遇した際、まずは何がわからないのかを把握するようにしましょう。そうすることで、自分の「わからない」への対処法が見えてきます。

「わからない」状況から脱出するために必要なことをみていきましょう。

  • 足を組んで何かをメモしている人

    わからない原因を探す方法を知り、自身のわからないを理解しましょう

■マニュアルを確認する

業務上の「わからない問題」解決の糸口を探すためには、まずマニュアルを読むことをお勧めします。会社では通常、仕事上の規定ややり方が決められています。

そのマニュアルに沿った内容で仕事の話は進められていることが大半ですので、それを理解していないと「わからない」が出てきてしまいます。「わからない」が多い人ほど、一度マニュアルを熟読してみましょう。

■わからないことを書き出す

何がわからないのか、最初にメモに書き出してみることです。箇条書きにして把握していきましょう。そのうえでわからない箇所について、自分なりに調べてみることが必要でしょう。

例えば、以前に先輩や上司が携わった仕事にヒントがあるかもしれません。または、ネットを使って、調べてみても構いません。わからないことを解決する方法を知るためにも書き出すことが大切です。

「わからない」を繰り返さないためのポイント

「わからない」を繰り返してしまうと、自身やモチベーションが保てなくなり、自身の仕事の効率を下げ、上司や先輩、同僚にも迷惑をかけてしまいます。

今のうちに、「わからない」を繰り返さないポイントを押さえて、わからないことに対する対策ができるようになりましょう。

  • 椅子に座って本を読んでいる女性

    「わからない」を繰り返さないためのポイントについてみていきましょう

自分の苦手分野を克服するためにも、仕事ひとつひとつに向き合うことは、とても大切な事です。

■わからないことをメモする

自分専用のノートを用意し、わからないことについて細かくまとめておきましょう。ノートにメモしていくことで、後で自分で調べたり、時間のあるときに先輩や上司に質問したりと活用できます。

また、わからないことの解決策や対処法を一緒に書き込んでおくと、忘れてしまったときに見直せるので同じわからないを繰り返すことがなくなるでしょう。

■見直しや確認作業を徹底する

もしわからないことがあれば、すぐマニュアルの見直しや参考にできるものを確認することも必要です。自分の勘違いのまま、仕事を進めてしまえば、大きなミスにつながりかねません。

■わかったふりは厳禁

コミュニケーションが苦手で、「わかったふり」をしてしまう人がいますが、これは厳禁です。会話が面倒で「わかったふり」をするのはありがちなことですが、わかっていないのに「わかりました」と言ってしまうと、後々同じ内容の案件でわからない状況が発生しても、サポートを得られにくいです。

「わからない」という状況に対応できるようになろう

「わからない」というネガティブなフレーズは誰でも使ってしまいがちですが、乱用すると周囲からの評価が下がり、人としての信頼度が低くなってしまいます。そして、わからない・理解できないという状況に遭遇した際は、二度と同じことで理解不足に陥ることがないよう、しっかりとメモを取るなどの工夫をするようにしましょう。