「第33回東京国際映画祭」(TIFF)の特別招待作品部門に選出された映画『魔女見習いをさがして』(11月13日公開)の舞台挨拶が3日、東京・EXシアター六本木で行われ、声優を務めた森川葵、松井玲奈、百田夏菜子が、佐藤順一監督、鎌谷悠監督とともに登壇した。
『おジャ魔女どれみ』20周年を記念して制作された本作は、年齢も性格も住んでいる場所も違う3人の主人公ソラ・ミレ・レイカが、人生に迷う中で運命的な出会いをし、きっかけとなった『おジャ魔女どれみ』ゆかりの地を巡る旅へと向かう物語。長瀬ソラ役を森川葵、吉月ミレ役を松井玲奈、川谷レイカ役を百田夏菜子が演じた。
大勢の観客に拍手で迎えられてステージに登壇したキャストと監督たち。森川は「今日はたくさんの方に来ていただけて本当にうれしいです。今は無観客の舞台挨拶もありますが、皆さんの顔とか、拍手をいただきながら挨拶させていただけるのは本当にうれしくてありがたいことだなと思っています」と感慨深げにあいさつした。
松井は「このステージ上から皆さんの反応を見ていると、ハンカチで涙をぬぐっているような方もいて、私たち『おジャ魔女』世代が心をグッとつかまれて映画に臨んだ気持ちがたくさんの皆さんに届いたのかなと思って、とてもうれしく思います」と、観客の反応を喜んだ。
百田も「最近、お客さんに直接お会いできる機会がなかなかないので、たくさんの方の反応……舞台裏でも皆さんの拍手を聞いて感動していました」と感激。「この作品を皆さんに届けることができる日をとても楽しみにしていました」と笑顔をはじけさせた。