新型コロナウイルスの影響で、日本企業でもテレワークの導入が進んでいるが、コミュニケーションや仕事のやり方を変えなければならなくなり、ツールの選定に悩んでいる企業もあるだろう。そして、予算にも限りがある。そんな企業にとって参考になるのが、Opensource.comが「3 reasons small businesses choose open source tools for remote employees」で紹介しているオープンソース・ソフトウェア(OSS)だ。

Opensource.comは、OSSの中には有償のアプリケーションやサービスよりも優れた柔軟性やコラボレーション性、使いやすさ、セキュリティ、サポートを提供しているものがあり、こうしたソフトウェアを活用することで中小企業におけるテレワークをより優れた体験にすることができると説明している。

Opensource.comが取り上げているOSSは次のとおり。

  • Taiga Agile - さまざまな機能を提供するプロジェクト管理ツール。カードスタイルのタスク管理アプローチを採用しており、ネットワークを利用するすべてのユーザにボードを提供。チームメンバーにそれぞれのタスクステータスやプロジェクト全体の進捗状況を通知可能。
  • Odoo - オープンソースのERPおよびCRM。売上管理のみならずサービス統合、業務効率化、eコマース構築、資金管理、マーケティングなどの機能を提供。
  • OpenProject - プロジェクト管理ソフトウェア。プロジェクトのコンセプトや初期作業、要件定義と計画、プロジェクトローンチと実施、パフォーマンス分析と制御、プロジェクトのクローズなどプロジェクトを一貫して管理する機能を提供。
  • Mattermost - Slackオルタナティブのメッセージングソフトウェア。自分でホストして使用する。
  • Rocket.Chat - Slackオルタナティブのコミュニケーションハブソフトウェア。
  • Drawpile - コラボレーティブ・ドローイング・プログラム。同じキャンパスに同時に複数名がドローイング可能。
  • Jitsi - ビデオ会議として利用できるJavaScript WebRTCアプリケーション。Android、macOS、Windows、Linuxに対応している。
  • BigBlueButton - オンライン学習用に設計されたWeb会議システム。
  • LibreOffice - 統合オフィスアプリケーション。
  • 3 reasons small businesses choose open source tools for remote employees|Opensource.com

    OpenProject - online project management software - free and open source