【自己PRの選び方】自己PR向きの長所をどう決める?

自己PRする長所がいろいろ見つかると、今度はどれを選べばいいのかわからない、と感じる場合もあるでしょう。数ある長所のなかから、自己PRに向いている長所を選ぶポイントについて説明します。

  • どれにするかわからない! 自己PR向きの長所の選び方

    どれにするかわからない! 自己PR向きの長所の選び方

企業が求める人物像を分析して近い長所を選択

就職したいと希望している企業が求める理想の人物像は分析できているでしょうか。会社説明会や採用サイトで、どのような人物を求めているのかをはっきり打ち出している企業もあります。企業が求める人物像に近い長所があれば、自己PRに使えます。

ただし、企業の人物像を意識しすぎて無理に合わせる必要はありません。自己PRは、あくまでも自分のこととして語れることが重要です。自分の人となりを採用担当者に理解してもらうことが目的であることを忘れないようにしましょう。

多くの企業で求められる長所を選択

企業が求める人物像をはっきり打ち出していない企業もあります。その場合は、多くの企業で求められることの多いといわれている以下の人物像に近い長所を選ぶことも考えましょう。

  • 相手の立場に立って考えられる洞察力や気配り
  • 自分で考えて行動できる自立性や積極性
  • ストレス耐性

組織としてやっていく上で必要なコミュニケーションスキルと、自分で考えて動ける自立性と積極性、ある程度のストレスに耐える力。これらは、どの会社でも役立つ長所です。

分かりやすいエピソードがある長所を選ぶ

自己PRをする場合、アピールする長所を客観的に裏付けるエピソードが必要です。単に「計画性があります」とだけ言われても、なぜそう言えるのかという客観性に欠けてしまいます。

「アルバイトで計画的にお金を貯めて学費を払っていた」といった計画性を具体的に示すエピソードがある長所を選ぶと、自己PRがしやすくおすすめです。

具体的な結果を示しやすい長所を選ぶ

単なるエピソードだけでなく、具体的な結果を示すと、エピソードに客観的な視点が加わります。先ほど説明した、学費支払いの計画性について、客観的な結果を追加してみましょう。

「学費を半年に1回80万必要で、奨学金では5万円×6ヶ月で30万円しかまかなえなかった。残り50万円は、アルバイトで計画的にお金を貯め半年に1回、計画的に学費を払った」

このように説明すると、より客観的に計画性をもって学費を支払っていたことがイメージできます。