俳優の松大航也が、10月4日に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹』(21:00~)に出演する。

松大航也 -テレビ朝日提供

『ドクターX~外科医・大門未知子~』のスピンオフで、勝村政信演じる外科医・加地秀樹が主人公の同ドラマ。

松大は、加地が客員准教授として招かれていた私立の名門・成鏡大学病院に入院してきたバスケットボール界の若きスター・大根類を演じる。アメリカの大学バスケでMVPを獲得し、次のドラフトではNBA入りが確実視されている中で、腹部大動脈瘤が見つかり、那須浩一(佐藤隆太)の手術を受けることになる。

しかし、その手術中にあるトラブルが発生し、選手生命を脅かす事態に。さらに、その出来事は麻酔科医・城之内博美(内田有紀)の人生をも左右することになる。

プロ入り目前のバスケットボール選手役に挑戦した松大は「ひたすら練習した」と語るように、劇中ではバスケットボールシーンも。「麻酔で眠っているときに眉毛やまぶたが動かないか心配だった」と撮影を振り返っていた。

松大のコメントは以下の通り。

『ドクターY~外科医・加地秀樹~』への出演が決まったときは、とても光栄に思い、それ以上に責任を感じました。僕が演じる大根類はNBAを目指している実力のあるバスケットボール選手。母を亡くしながらも、その母の言葉や母との約束を胸に、強く生きていこうとする青年です。演じるにあたり、自分もバスケットボールをひたすら練習しながら、母のことを考えていました。
バスケットボールのシーンは正直、すごく不安がありました。ある程度はできるつもりではいましたが、やはりプロとなるとレベルが違います。大根になりきり、バスケを好きな気持ちや、バスケに対する自信を考えながら挑みました。
カメラの前でのバスケのプレイももちろんですが、医療ものに出演させていただくのも初めてで、とても新鮮でした。麻酔で眠るシーンも初挑戦だったのですが、眉毛とか瞼が動かないか心配でした。

撮影現場は本当に素敵で、スタッフの方々が温かく、出演者の先輩方も現場をいつもにぎやかにしてくれました。手術のシーンでは、器具をたくさん体につけるのですが、撮影が終わると、内田有紀さんが「つけたままではつらいと思うから外してあげて」と言ってくださったり、勝村政信さんと佐藤隆太さんとは、お昼休憩のときに弁当のおかずは何を選んだかを当てるゲームをしたりして、とても楽しく時間を過ごしました。

『ドクターY~外科医・加地秀樹~』の見どころは、医療はもちろんのこと、コミカルなシーンも多いところだと思います。手術シーンは緊張感がありますし、それ以外のところでは、すごくあたたかい気持ちになって、笑ったりできる作品です。
今回はゲストとして出演させていただきましたが、自分がこの素敵な作品に関われたことが本当に光栄です。ぜひ視聴者の方々にも観て楽しんでもらいたいと思っています。