新潟市とJR東日本新潟支社は18日、撤去工事が予定されている新潟駅万代口駅舎で行うイベントとして、10月3日に駅舎見学ツアーやペーパークラフト教室などを行い、10月11日に「さよなら万代口イベント」を実施すると発表した。

  • 「ありがとう万代口駅舎惜別プロモーション」メインビジュアル

新潟駅万代口駅舎は、新潟市の万代広場整備にともない2020年秋頃から本格的な撤去工事が始まる予定。新潟市とJR東日本は9月7日から「ありがとう万代口駅舎惜別プロモーション」を実施しており、その第3弾として、現駅舎を使った最後のイベントが10月に開催される。

10月3日は11~16時に「新潟駅“いま”“みらい”わくわくイベント」を開催。間もなく撤去される現駅舎を新潟駅社員が案内する「駅舎見学ツアー」、駅舎・鉄道・連節バスのペーパークラフトを作る「まちづくりペーパークラフト教室」、新潟市による事業をパネルや動画などで紹介する「新潟駅周辺整備事業PRコーナー」が実施される。

PRコーナーとペーパークラフト教室は入退場自由。駅舎見学ツアーは事前申込みが必要で、1日3回行われるツアーの各回開始30分前から新潟駅万代口にて抽選券を配布し、開始10分前に当選者を発表する。小学生と保護者のペアでツアーに参加でき、各回7組14名限定となっている。

  • 「ありがとうメッセージ」(駅舎外壁窓面)

10月11日の「さよなら万代口イベント」は、本格的な撤去工事が始まる直前の駅舎内で行われる最後のイベントとなる。駅構内に設置したパネルに絵を描ける「駅でお絵かきワークショップ」、切符をモチーフにした記念カードを駅員に改札鋏で切ってもらえる「有人改札(通称フネ)の体験」、かつての万代口待合室にあったサテライトスタジオを復活させる「メディアステーション『banana』(現駅待合室)1日限定復活!」が予定されている。

「さよなら万代口イベント」は、1時間ごとに入替えが行われる(全4回)事前申込み制で開催され、定員は各回60名(1組最大4名)。申込みはJR東日本新潟支社サイトにて、9月24日10時から10月1日23時59分まで受け付ける。