ヤマハ発動機はこのほど、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」の2021年モデルの予約受付を開始し(予約期間限定)、2021年1月29日に発売する。

  • 「YZF-R1 レースベース車(ブラックメタリック X)」(公道走行可能モデルのため現車とは異なる)

「YZF-R1 レースベース車」は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R1」をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデル。2021年モデルでは、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCC-T(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムを採用している。

第1次 2020年9月4日〜9月30日、第2次 2020年10月1日〜11月30日の期間限定予約による受注生産で、予約窓口は全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」。メーカー希望小売価格は225万5,000円(税込)。

ヘッドランプ、ポジションランプ、ミラー、ホーン、タンデムシート、タンデムステップ、リアフェンダーカバー、グラフィック類の装備を省いた状態での出荷となる。また購入特典の、サーキット走行専用部品の「ワイヤーハーネスセット」と「ECU」(F.I.マッチングソフトウェア含む)は、本体とは別送となる。

なお、「YZF-R1レースベース車」は、国土交通省の認定を受けていないためナンバープレートを取得できず、道路を走行できない。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となる。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされる。同モデルは、保証(クレーム)の対象外製品となる。