トヨタ自動車は9月4日、新型車「GRヤリス」を発売した。

  • 「RZ “High performance”」＜オプション装着車＞

今回の発売を記念して、TOYOTA GAZOO Racingは、9月16日19時30分より、ファンへ向け「GRヤリス」の雄姿を披露するオンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」を開催。イベントでは、「GRヤリス」の開発に込めた想いや開発ヒストリー、さらに“GR FACTORY"についても伝える。そのほか、マスタードライバーであるモリゾウこと、同社社長の豊田章男氏が運転する「GRヤリス」の走りを、VRで同乗体験できる機会を用意している。

  • VR試乗体験イメージ

新型車「GRヤリス」は、TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)に学んだ「WRCで競争力あるクルマづくり」や、開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のあらゆる道でも思い通りに操れ「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生。マスタードライバー モリゾウの「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いのもと、「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発した同社初のモデルとなる。

  • 「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発

新開発1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンのハイパワーを、新開発スポーツ4WDシステム“GR-FOUR"が余すことなく四輪に伝達。ベースモデルとなる「RZ」、走りを気軽に楽しめる「RS」(1.5L FF)、競技ベース用の「RC」といった3つの個性あるモデルで構成した。

  • 「RZ “High performance”(内装色ブラック)」＜オプション装着車＞

  • 電子制御多板クラッチ

  • トルセン LSD

  • BBS製鍛造アルミホイール(装着イメージ)

また「GRヤリス」は、数々のスポーツモデルを生産してきた元町工場に専用ライン“GR FACTORY"を新設し「匠」の技能を有する従業員が開発で目指した性能を造り込んだという。

  • 元町工場に専用ライン“GR FACTORY"を新設し、「匠」の技能で造り込んだ

メーカー希望小売価格(税込)は、「RS」265万円・「RC」330万円・「RZ」396万円・「RZ “High performance"」456万円。なお北海道、沖縄のみ価格が異なる。