ウリドキは9月3日、2020年上半期におけるお酒の高価査定ランキングを発表した。2020年1月~8月末までの期間に、買取一括査定「ウリドキ」内で高値がつけられたお酒の銘柄を集計し、ランキング化した。

ジャパニーズウイスキーが上位にランクイン

  • 2020年上半期お酒の高価査定トップ10

高価査定ランキングで1位に輝いたのは、サントリーの限定ウイスキー「響35年 十三代今右衛門作」で査定額は285万円。同商品は、サントリーのウイスキー「響35年」を、人間国宝の十三代今右衛門がデザインした色絵磁器のボトルに詰めたもの。2002年に150本限定で販売された希少性が高価査定の大きな理由とのこと。

2位はワインの帝王と称される「ロマネコンティ 2014」で査定額は115万円。特級畑で収穫されるピノ・ノワールが原材料で、伝統的な手法に基づいて生産されており、大量生産ができないことから高額で取引されているという。

3位はサントリーの非売品ウイスキー「エイジ・アンノウン」で査定額は80万円。1989年にサントリーの初代社長・佐治敬三氏が勲一等瑞宝章を受賞した際の祝賀パーティー用に製造され、パーティーの参加者に記念品として配られたもので、一般販売は行われていない。最低でも25年熟成されており、5位にランクインした「山崎25年」のオリジナルバージョンと言われている。

以下、4位「余市15年」(78万円)、5位「山崎25年」(62万円)、6位「山崎蒸留所 オーナーズかスク 1984年」(50万円)、7位「山崎 シェリーウッド 1986年」(40万円)、8位「山崎18年」(38万1,000円)、9位「響30年」・「マッカラン25年」(各32万円)と続き、ジャパニーズウイスキーのランクインが目立つ結果となった。