「ドラゴンクエストウォーク」1周年記念 新情報&新CM発表会が3日に都内で行われ、「ドラゴンクエストウォーク」プロデューサー 柴貴正(スクウェア・エニックス)、ゲームデザイナー 堀井雄二 、田中圭、中村倫也、フットボールアワー 後藤輝基(MC)が登場した。

  • 左から田中圭、中村倫也

    左から田中圭、中村倫也

同ゲームが1周年を迎えたことを記念して、ローンチ以来長くプレイしている田中と中村が新CMキャラクターに就任し、新TV CM「嘘つきの兄」編、及び1周年記念ドラマ(WEBムービー)を12日より公開する。序曲を背負って登場した中村は「僕はそもそも圭さんと兄弟役を演じていた撮影の合間に『やろうよ』と誘ってもらったのをきっかけに、始めたんです。それで1年経たないうちにまた兄弟役で圭さんとCMとは、なんとも光栄な。この曲と一緒に出られるのも光栄」と喜んだ。

WEBムービーからシーンを抜粋した新CMでは、田中と中村が兄弟役に。中村は「すごく楽しみにしてて。想像と違ったコンテを頂いた時に、エモいんだよね」と「エモい」を連発し、「倫也相手だし、いつも以上に俳優スイッチがちょっと入りました」と明かす。中村も「思ったのと違いましたよ。イメージでは僕と圭くんが勇者とかの扮装をして、グリーンバックで『やあ!』とかだった」と意外に思いつつ、「圭くん相手なので、安心感と信頼感しかなくて。本当にナチュラルにその場にいるだけで成立させてくれるような先輩だからとても楽しかったです」と振り返った。

同アプリの思い出について、田中は「ジョギングも好きで、ウォークモードにしてやってます。以前、とにかくアンドレアルの(こころの)Sが欲しくて。『Sが出るまで帰れません』やったんです。2〜3時間走れば出るだろうと思ったんですけど、舐めてましたね。出なかったです」と苦笑。さらに「膝が限界になってきまして、しかもすごい遠くまで来ちゃって、泣きながらタクシー乗ったんですよ。乗って帰る時にピッと押して、Sが出た(ドロップされた)んですよ」と明かすと、MCで同ゲームのファンの後藤も「出た!?」と驚いていた。

また、中村は「イベント始まって、出演するまでの間に、りゅうおう倒してきました。結果、Dでした。Aまでしか持ってないんですよ。Sほしいんですよね。やりこんどかないと」と"こころトーク"を繰り広げると、田中や後藤も「だいたいD!」と盛り上がる。

同作の魅力について、田中は「お仕事柄、歩く人とか、ケータイを見てなくていいので、プラスアルファで楽しみが増える感じでやっていただけたらと思います」、中村は「やったことない方もん楽しんでいただけだると思いますし、1周年ですぐに追いつけるイベントがあるし、健康機能があって、育成ゲーム的なのもあって、今が始めるチャンス」とアピール。イベントではCMのメイキングも流れたが、その中でも2人はエビルプリーストの話をしており、中村は「こないだ、無事出ました。回復10%アップはでかいですね」としみじみしていた。

新機能の発表については、いちユーザーのように見守っていた2人。柴プロデューサーは「アップデートが弱いと言われてたので、1周年に入れ込みました」と自信を見せ、中村は「スライムナイト好きなんだよなあ」「素敵な呪文だ、ルーラ(飛行呪文)」と画面に釘付けとなる。中村は「パーティーでルーラもできるんですか?」と相当ルーラを気にしているようで、柴プロデューサーからは「できないんじゃないかな」と返されていた。また「僕は上級職のレベル55が3人。あとはパラディンと魔法剣士と賢者それぞれが45くらいで、4人目を3つの上級職で回してクエストに対応してる」と定番パーティーを明かした。

発表会の最後には、新たな基本職として「遊び人」「踊り子」が追加されたことに対して、ドラクエシリーズの生みの親である堀井が「遊び人が賢者になるのは周知のことだけど、賢者、もうすでにみんないるじゃない。それだとつまらないので、パッシブを足せばどうかな? そのへんうまくやってもらえれば」と、急なネタバレ&要望を投下。慌てる柴プロデューサーに、田中・中村も爆笑していた。

発表会後には、田中と中村が取材に応じ「DQウォークはまりすぎて起きた変化」についてトークした。中村は「朝起きたら起動して、"どこでもメガモン"をチェックする」と生活に根付いている様子で、田中は「ハマってる時は寝ないでやるんで、しんどかったです。ずっと起動はしてるので、電池もすぐ無くなりますし、お芝居しながらもずっと戦ってる。衣装の持ち道具の鞄にいれて、持ち歩いてました」と告白。「1回、とにかく確定を拾うぞという時は20時間くらいやってました。ハマっちゃうとダメなんですよね。ずーっとやってます」と語り、中村が「20時間は…さすがに良い子は真似しないで。いま、熱中症とかも心配ありますからね。気をつけながら楽しんでいただければ」とフォローした。

また、去り際には中村が「ちなみに記者さんの中で、やってますよという人は?」と尋ね、手を挙げた人数に「すげーいるじゃん!」と驚く。「じゃあ、今日楽しかったですね。課金してください」と語りかけていた。