ディップは8月25日、「2020年度 移住動向調査」の結果を発表した。調査は6月17日~28日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県在住、かつ契約社員、派遣社員、アルバイト、パートタイマー(学生を除く)として働く男女1,057名を対象にインターネットで行われた。

  • 地方移住に興味はありますか?

    地方移住に興味はありますか?

「地方移住に興味はありますか?」と質問したところ、有期雇用労働者の59%が「ある(おおいに+どちらかというと)」と回答。昨年度より11pt上昇した。

地方移住を考えている理由を聞くと、「自然の多い環境で生活したい」(61%)、「ゆとりのある間取りで生活したい」(49%)など、多くの人が、都会にはない「生活の質」の向上を求めていることが明らかに。また、コスト面を理由に挙げた人も多く、次いで「家賃や土地代など住居にかかるコストを下げたい」(45%)、「物価など生活コストを下げたい」(32%)と続いた。

  • 地方移住に向けた不安や懸念事項

    地方移住に向けた不安や懸念事項

次に、地方移住にむけた不安や懸念事項を尋ねたところ、「就業できる仕事がみつかるか」(59%)、「移住先のコミュニティになじめるか」(49%)、「転居費用」(43%)、「生活コスト全般」(35%)、「医療機関や介護サービスの充実度」(27%)が上位に挙がった。