YouTuber芸人のフワちゃんが、7月度のギャラクシー賞月間賞を受賞した。月間賞を個人で受賞するのは、異例のこと。
フワちゃんは『徹子の部屋』(テレビ朝日、7月10日放送)、『水曜日のダウンタウンSP』(TBS、7月22日放送)の出演が評価されて受賞。「『徹子の部屋』で黒柳徹子と一歩も引かずに掛け合い、『水曜日のダウンタウンSP』の企画で東京都知事選挙に絡めてネットスキルを駆使してSNS投稿をバズらせるなど、テレビとネットを見極めた特筆すべき才能を見せた」と講評された。
また、テレビ朝日系バラエティ番組『タモリ倶楽部』の「ストリートビューでオンライン撮り鉄! 偶然鉄道フォトコンテスト」(6月26日・7月3日放送)も受賞。こちらは「コロナでどこへも行けない状況を逆手にとり、Googleのストリートビューで偶然映った電車を探しだす『グー鉄』なる鉄道おたくジャンルを開拓。ネット映像に映る光や時刻表から推理し、地図上の電車を探してカーソルを走らせるスリルは意外とワクワクさせられた」と評価された。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。7月度はほかにも、『BS1スペシャル「レバノンからのSOS~コロナ禍追いつめられるシリア難民~」』(NHK BS1、7月12日放送)と、『ドラマ&ドキュメント「不要不急の銀河」』(NHK、7月23日放送)が受賞している。