BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBig Hit Entertainmentと『PRODUCE』シリーズを企画したCJ ENMによる新たなサバイバルオーディション番組『I-LAND』#5が、24日23時よりABEMAで配信された。

  • 『I-LAND』#5より

前回の放送では、アイランダーとグラウンダーによる対決ミッションを放送。ボーカル部門では、各チームから2人が代表者として登場し、I-LANDからはゴヌとヒスン、GROUNDからはソヌとダニエルが選出。ゴヌとヒスンは「Butterfly」、ソヌとダニエルは「Save ME」と、両チームともBTSの楽曲を見事に歌い上げ、その歌声に視聴者からは「何度でも聞きたい…」「2チームとも凄くよかった、選べない…」といったコメントが多く寄せられた。審査の結果、I-LANDが81点、GROUNDは74点で、I-LANDの勝利となった。

続くダンス対決は、ニコラス、ニキ、ジェホによるGROUNDチームからスタート。志願者の中でも圧倒的なダンスの実力を持つニキのパフォーマンスに注目が集まる中、渾身のパフォーマンスを見せる3人に、審査員のRAINも「ニキはあんなに幼い表情と体をしているのに、どうやってあんなパワフルな感情を出せるのか…。92、93点あげたい」とニキを大きく評価した。

I-LANDチームからはケイ、ソンフン、ジョンウォンの3人が登場し。GROUNDチームに負けないパフォーマンスを披露し、審査員を驚かせた。ダンス対決の結果は、I-LANDが73点に対し、GROUND 65点。総得点の結果、I-LANDが154点、グラウンドが139点でI-LANDチームが勝利し、降格者はなしという結果になった。お互いに抱き合いながら勝利を喜ぶI-LANDチームに対し、昇格のチャンスを逃し、悔しさから涙を見せるGROUNDチーム。その後、GROUNDへ戻った後も、代表者の5人は落ち込んだ様子を見せた。

そんな中、早速次のミッションが発表。さらに、今回のテストで「最後の12人」が決定し、この12人が本格的なデビュー競争前である“次のパート”に進出することができる。今回はこれまでのような“連帯責任”ではなく、アイランダーの選択、プロデューサーの選択、そしてグローバル視聴者投票によって次のステップに進む12人が決まる。I-LANDから降格される人数は6人。これは、アイランダーの選択によって3人が、プロデューサーの選択によって残りの3人が決まる。降格された6人はグラウンダーと一緒に、この日から始まるグローバル視聴者の投票を待つことになる。つまりGROUNDにいる人間は、グローバル投票でしかI-LANDに上がることがない。しかもその数はたった6枠となる。

今回のテストのテーマは「覚醒」。プロデューサーのパン・シヒョクは、「まるでステージにデビューする感じで、自分が誰かを知って、自分を信じて欲しいというテーマです」とその意図を語った。I-LAND、GROUNDにそれぞれ課題曲が提示され、早速志願者たちはパート決めを行うことに。

I-LANDでは、「個々がしっかりやって上手く見せた方がいい」と考え、パート表を見ながら意見を交わすなか、日本人志願者のケイが、「今までセンターはやったことがなかったけど、振り付けを見て、僕が好きなスタイルだからセンターをやってみたい」と手をあげた。センターの次に重要なパートと言われていた5番は、6人が立候補する人気ぶりだったが、多数決でジョンウォンに決まった。

一方のGROUNDでもやりたいパートに挙手する形でパート決めが進められ、ハンビンが1番、タキが5番に決定した。これまでのテストの中で、もっとも難易度が高いダンスと感じたグラウンダーたちは、自然とこれまでチームのダンス面をリーダー的に見てきたニキに頼ろうとするが、ニキは「今回I-LANDに上がれなかったら自分がデビューできないので自分の練習を優先したい」という思いと葛藤していた。

答えが出せず1人思い悩むニキ。そんな中、RAINがGROUNDの様子を見に訪れた。「この最後のテストにどんな考えをもって練習しているか聞かせて欲しい。誰から?」と問いかけると、誰も答えられないグラウンダーたち。続けてRAINは、「このパートでリーダーは? いないの? そんなんだとI-LANDに行けないよ?」と語りかけ、「I-LANDに行かないと! 目を見てもすでに君たちは負けている。どうしたいの?『僕の計画はこれ』『僕がリーダーをやる』『僕の計画はこうだよ』、そうやって皆で話あった? できるって意思がないと。グローバルスターにこれでなれるの?」とあえて厳しい言葉を続けた。さらにRAINは「やろうという意思を誰かが見せないと。リーダーがとても大事。自分がいくら底辺でも、眼差しが生きて本当にやろうとする意思と自信があれば、10年、20年たってもきっと成功する」と続け、グラウンダーたちの練習に向き合った。

RAINの言葉を受け、自分の為に時間を使うべきか、チームのために動くべきか悩んでいたニキは、1人立ち上がり、皆を集めるとダンス指導を開始。自分の練習時間を削ってでもリーダーとしてやる覚悟を見せた。

若干14歳のニキが悩みながらも前に進む様子に、視聴者からは「ニキ偉すぎるよ」「まだ14歳だよ? 信じられない」「ニキ絶対昇格できるよ!」といった応援コメントが殺到し、配信後にはハッシュタグ「#I-LAND_EP5」がTwitterの世界トレンド1位した。

今週31日の#6では、最後のミッションの様子を届ける。ファンコミュニケーションプラットフォーム・Weverseでは、世界中から票を投じることができるグローバル投票を8月2日12:00まで受付中だ。

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